キャベツを育てていたら、腐ってきちゃったということはありませんか?
せっかく、育てたキャベツが収穫できないのはショックですよね。
なぜ腐ってしまったのかについてお伝えします。
植えているキャベツが腐った理由
植えているキャベツが腐った理由①水分が多い
大雨が降ったり、水を大量にまいたりして土の中の水分量が増えると、キャベツなどの葉物野菜は腐ってしまうことがあります。
水分がないと葉が固くなってしまうので、水を与えないで育てるのもNGです。
ただし、このケースはキャベツが腐るほどの水分は何日も大雨が続いたり、それと同じ程度の水をまいたなど極端な場合だけ。
ほとんど心配する必要はないでしょう。
植えているキャベツが腐った理由②病害虫
キャベツは病害虫に弱い作物です。
連作障害でも病害虫が増えるので、アブラナ科の野菜を連作していた場合、さらに病気にかかりやすくなります。
キャベツの病気は葉が白くなったり、黒くなったりと腐ったように見えるものが多いです。
病気については以下の記事にも書いています。
【家庭菜園】キャベツの病気13個 - いつもお外はぽっかぽか
キャベツを腐らせないための育て方
キャベツを腐らせないための育て方①水をまきすぎない
前述したように水をまきすぎると、腐ってしまいます。
キャベツを腐らせないための育て方②連作しない
一番簡単な病気予防対策が連作をしないです。
連作をする時は連作障害対策をしっかりと行いましょう。
市販の資材も発売されています。
キャベツを腐らせないための育て方③適切な肥料管理
肥料が多すぎても少なすぎても病気になります。
特に、肥料が多いと大きくなったり味が良くなると考える方もいますが、肥料が多いと味が悪くなりやすいです。
キャベツはカルシウムが欠乏すると、芯が腐ってしまうので、追肥の時にカキ殻石灰などを土の表面に少しまきましょう。
石灰系の肥料を追肥する時はペーハーが変わり過ぎるのを防ぐために、土と混ぜないようにしましょう。
キャベツを腐らせないための育て方④通気性を良くする
キャベツに限らず、通気性が悪いと病虫害の被害が発生しやすくなります。
キャベツの周りに雑草を生やしっぱなしにしないことが大切です。
草を取るのが面倒な場合は、黒マルチを張りましょう。
キャベツを腐らせないための育て方⑤防虫ネットを被せる
虫に食べられすぎると、キャベツは弱り、病気にもなりやすいです。
キャベツの虫はモンシロチョウや蛾の幼虫で、成虫が葉に産卵し、孵化することで被害が広がります。
自然農薬や植物サプリを使っても被害を軽減させるのはとても大変なので、防虫ネットで物理的に産卵できなくしたほうが手っ取り早いです。
次こそ対策をしっかりしよう
キャベツを腐らせないようにするには様々なポイントがあります。
重視したいのは連作しないことと追肥の時に石灰も少量まいて、カルシウムを土から切らさないことです。
カルシウムが土になくてで障害が発生する野菜は多いです。
管理人はトマトを化成肥料で育てた時に、土にカルシウムがなくなってしまい、尻腐れ病を発生させてしまいました。