家庭菜園でピーマンを育てていたら、ピーマンが収穫前に黒や紫色に変色してしまったということはありませんか?
食べて大丈夫なのか、何かの病気なのか不安に思っているかもしれませんね。
今回は変色してしまったピーマンを食べても大丈夫なのかどうかお伝えします。
ピーマンの紫や黒色の模様の正体
紫色の正体はアントシアニンです。
紫色の模様ができてしまったピーマンのことをアントシアニン果と言い、黒あざ症などとも呼ばれます。
病気というよりも生理障害と呼ばれるものの1つで、低温や強い日差しなどのストレスからピーマンが自分を守るために変色してしまった状態です。
開花後、20日前後にもっとも発生しやすい状態になるとされます。
ピーマンの紫や黒色の模様を少なくするには?
基本的に天候などの影響を受けることになるので、家庭菜園で少なくするための栽培方法というのは難しいものがあります。
現実的な方法としては変色しづらい品種を使うことです。
最近の品種は変色しづらいように改良されていることが多いので、昔ながらの品種を育てない限りは発生数が少ないはずです。
少ないですと言い切れないのは、やはり天候の影響を受けての障害であることと、発生しづらい品種と言っても樹によっては発生しやすい場合があるからです。
変色したピーマンは食べられるの?
紫色や黒色の部分はアントシアニンなので、問題なく食べることができますし、味も普通のピーマンと変わりありません。
ブルーベリーなどにも含まれるアントシアニンという栄養価が増えているので、普通のピーマンを食べるよりお得な状態に変化したと前向きに考えることも可能です。
気にせず食べよう
紫色や黒色に変色してしまっても全く問題ありません。
普通のピーマンと同じように食べることができるので、おいしく食べてあげてください。
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初公開日2019年12月31日改稿日2023年7月14日