ゴールデンウィークの前後になると、ホームセンターなどでたくさんの野菜の苗を売っていますよね。
どうせ買うなら、元気なピーマンの苗を買いたいものです。
今回は元気で健康なピーマンの苗の選び方をお伝えします。
この苗の選び方はししとうやパプリカ、唐辛子のようなピーマンっぽい見た目の野菜で共通です。
ピーマンの元気な苗を見分けるポイント
ピーマンの元気な苗を見分けるポイント①蕾が1つついている
一番最初についた花のことを一番花といい、その蕾がついているものが理想の苗です。
ピーマンの元気な苗を見分けるポイント②徒長していない
葉っぱと葉っぱの間の節の部分の長さが均等であまり伸びていないものが健康に育った証拠です。
ピーマンの元気な苗を見分けるポイント③本葉が12枚から13枚程度
本葉が12枚から13枚程度に育った頃が植えるタイミングとしてもっとも最適です。
ただし、育苗期間の長いピーマンは小さいサイズで売られることも多いため、適正サイズの苗を買おうとすると、半分枯れかかった売れ残りを買う羽目になる可能性があります。
ピーマンの元気な苗を見分けるポイント④葉にツヤがある
葉にツヤがあるものは健康な証拠です。
葉っぱが枯れているようなものはNGです。
こんなピーマンの苗はNG
NGなピーマン苗①葉が元気じゃなさそう
ツヤがなく葉が元気じゃなさそうな苗も植えると持ち直すこともあるのですが、枯れることもあります。
この手の苗は何があっても避けましょう。
NGなピーマン苗②節と節の間が伸びすぎ(徒長している)
徒長苗は虚弱の証です。
こういうのは茎が弱いため、まれにですが折れることもあります。
折れても節が残っていれば、脇芽から成長していけるので、植えることはできますが、成長は遅いです。
NGなピーマン苗③小さすぎる
たとえ、健康そうな苗でも小さすぎるものは、まだ畑に植えるのに適したサイズではありません。
人によっては一回り大きいサイズのポットに植え替えて、適正サイズになるまで育てる方もいるようです。
一回り大きなポットに植え替えるのは、根が成長できるようにするためなので、適正サイズまで育てたい場合は必ず植え替えてください。
植え替える時は野菜用培養土もポットに少し足してください。
個人的な見解であれですが……
ピーマンを始め果菜類の苗は育苗期間が長いため、小さいサイズで売られることも多く、適正サイズのものを適期に買うのは案外大変です。
小さな苗を適正サイズになるまで育てるのも大変で面倒ですし、実際のところ、小さい苗を植えてしまっても成長することがほとんど。
そのため、私は葉にツヤがあって、徒長していない元気な苗であれば、たとえ小さくても畑に植えてしまいます。
多少、寒くてもピーマンの苗が枯れたことはないですし、時間がかかっても成長してくれるからです。
初投稿日2019年12月18日改稿日2024年5月7日