小松菜の間引きってどうやるの?と困っていませんか?
間引きと言っても難しいことはないですが、どの株を抜くのか残すのか正直わからないですよね。
家庭菜園を始めた頃はどの株を残せばいいのか迷ってしまいますが、慣れると簡単ですよ。
今回は小松菜の間引きの方法とコツについてお伝えします。
- 小松菜の種まきは条まきで
- 小松菜の間引きは2回
- 1回目の小松菜の間引き
- 2回目の小松菜の間引き
- 2回目の間引き後は少しずつ収穫しながら食べるのがおすすめ!
- 小松菜の間引きのコツ
- 小松菜は少しずつ長く楽しんで!
小松菜の種まきは条まきで
小松菜は溝を作って種をまいていきます。
この時、3センチほどの間隔を上げることが理想ですが、種が細かいのでシビアにやらなくても大丈夫(時間がかかるだけなので……)。
種が細かいこともあって、種同士の間隔が狭くなりがちなので、間引きながら最終株間にしていきます。
小松菜の間引きは2回
小松菜は間引きを2回行います。
間引きをしないで育てると、貧弱になりやすく、病気の被害に遭いやすくなるのです。
それに、肥料を取り合うので、どうしても大きくなり辛く、生育も揃いません。
もったいないからと間引きをしない方も多いですが、間引かないせいで収量や品質が結果的に落ちているということも多いです。
1回目の小松菜の間引き
1回目の間引きは双葉(子葉/しよう)が開いた頃に、葉の先端部分が触れ合う程度に間引きます。
形がいい双葉を残して、葉の形が変なもの、生育が悪いもの、虫食いがあるものを間引きます。
形がいい双葉とは左右の大きさと形が揃ったもので、揃っていないものや片方の双葉だけが伸びてしまっているものは抜きましょう。
2回目の小松菜の間引き
2回目の間引きは本葉が3枚から4枚に成長した頃で、小松菜の間隔が5センチから6センチほどになるように抜きます。
5センチから6センチの間隔にするのは、葉が光合成しやすくするためです。
2回目の間引きでは葉の色つやが黄色みがかっていたり薄かったりと悪いもの、葉が虫に食べられているもの、変に伸びすぎているものを間引きます。
2回目の間引き後は少しずつ収穫しながら食べるのがおすすめ!
スーパーで売っている大きな小松菜は最初からあのサイズになるように育てるのだそうですが、本来は本葉が5枚から6枚ほどからが食べ頃になります。
大きすぎると固いものも増えますし、サイズが小さいほど柔らかくなりやすいです。
サイズは小さくても柔らかい小松菜は家庭菜園ならではのものなので、おいしそうに見えた葉から間引きながら食べていくことをおすすめします。
株の間隔が広くなると小松菜も大きくなりやすいので、収穫の最後の辺りでは大きな株を収穫できるでしょう。
小松菜の間引きのコツ
葉っぱが傷ついてしまうと成長のスピードが落ちてしまうので、残す葉っぱは傷つけないようにしましょう。
特に1回目の間引きは株が小さく、些細な傷も成長に影響を与えるので注意が必要になります。
小松菜は少しずつ長く楽しんで!
大きい小松菜を収穫したいのであれば、小松菜同士の間隔を最初から10センチほどにして植えるのがいいでしょう。
しかし、一度に大量に収穫しても余って困るだけの家庭菜園では間引きながら少しずつ楽しんだほうが得策です。
間引き菜も食べることができるので、みそ汁に入れたりオムレツにしたり食べてあげてください。
その他の小松菜の記事は以下から確認できます
初公開日2020年3月11日改稿日2023年10月3日