小松菜を育てていると、いつの間にか虫に食べられていることは珍しくありません。
食べれないことはないですが、穴の開いた野菜の見た目はあまり気分の良いものではありませんよね。
ただ、家庭菜園では農薬も使いたくないので、農薬を使わないで害虫対策をする方法についてまとめました。
小松菜の害虫対策の方法
小松菜の害虫対策の方法①防虫ネット(寒冷紗)をかける
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小松菜は虫がつきやすいため、きれいな形のものを収穫したいのなら防虫ネットは必須です。
ハウス栽培の小松菜も防虫と防寒を目的に、ハウスの中に防虫ネットをかけて育てていることもあります。
水やりは防虫ネットの上からじょうろなどで水をかけてください。アミの隙間から水が野菜に届くので、大丈夫です。
小松菜の害虫対策の方法②虫のいない時期に育てる
基本的に小松菜は冷涼な気候を好むので、虫がいない早春や冬といった寒い季節にも防寒対策をすることで育てることができます。
早春と冬ならば虫が少ないので虫食いのないきれいな小松菜を収穫できる可能性があります。
なお、冬や早春の栽培は寒さで成長が止まる可能性があるので、寒冷紗を防寒具代わりに使ったり、保温用のビニールトンネルを使うのがおすすめです。
小松菜の害虫対策の方法③手や割りばしで取る
農薬を使わない場合は手や道具を使って芋虫系の害虫を潰すことになります。農薬を使わないということはそれだけ虫が大変な時は手間をかけるということです。
虫退治だけでも結構な時間になってしまうので、虫がつかないように防虫ネットをしっかり使いましょう。
小松菜の害虫対策の方法④アブラムシ退治には道具を使う
小松菜につく害虫は芋虫とアブラムシの2種類です。
芋虫は潰すしかないのですが、アブラムシは割りばしにテープの粘着部分が外側になるように貼りつけて、アブラムシをくっつける方法があります。
また、アブラムシには水の入ったスプレーの水圧を強くして吹きかけて飛ばす方法もあります。
アブラムシは霧吹きに入れた牛乳を吹きかけると退治ができます。
小松菜に虫予防に使える資材はある?
管理人はHB-101や自然のものだけで作る天然農薬(酢+トウガラシエキスなど)を色々と試しましたが、食べられる時は食べられてしまいます。
アブラムシならば、HB-101をスプレーしていなくなる時もありますが、確実ではありません。
アブラムシがやってこないようにすることはできません。
小松菜は駆除よりも虫がつかないように育てることが大切
小松菜は虫がつきやすい野菜で、駆除をしてもキリがありません。
多少の虫食いは気にしないくらいの気持ちが大切ですが、気にする場合は最初から虫が虫がつかないように育てることが大切になります。
そのためには虫がいない早春や冬に育てるか防虫ネットをかけることが大切です。
小松菜の記事は、小松菜の記事まとめ - いつもお外はぽっかぽかにまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
初公開日2019年8月20日改稿日2023年7月17日