ショウガは香りのよさが持ち味です。せっかく家庭菜園で育てるのなら、香りのよいものがいいですよね。
この記事では香り高いショウガの育て方についてお伝えします。
ショウガを香り高く育てるコツ
ショウガは高温多湿を好む反面、土壌に水分が多すぎると腐ってしまうという特徴があります。そして、夏の野菜でありながら、日差しが苦手というデリケートな一面を持っているのです。
そんなショウガは真夏に日陰になるように寒冷紗などで覆い、光を遮ることで香りが強くなります。
寒冷紗を使わずにショウガを香り高く育てるコツ
ショウガはナスとの混植と相性がいい野菜です。どちらも高温多湿を好みつつも水はけの悪い土壌を嫌うという特徴があります。
ただし、ナスは光を好み、ショウガは光を嫌います。混植することで大きく成長したナスの影にショウガが入ることで香り高くなるのです。
ナスとショウガの混植のやり方
用意する畝は幅150センチ高さ10センチです。
まずはナスを60センチの間隔で植え、数日後、ナスが定着したら(根っこが土に根づいたら)、ショウガを植えます。
ショウガはナスの間に植えます。7月中旬と8月中旬には油カスを追肥しつつ土寄せを行います。ただし、土寄せは不要という方もいます。この場合、収穫サイズは小さくなります。
おいしいショウガを収穫しよう
ショウガを香り高く作るコツは日陰で育てることです。
日差しが強い夏の時期は寒冷紗で覆ったりして日差しを遮ります。また、ナスと混植をすることでナスの陰で日差しが遮られるため、香り高いショウガになります。