ニンニクの冬越しの方法について悩んではいませんか?春に球を大きくさせるためには冬越し中に、ニンニクが充分に光合成をすることが大切です。
今回はおいしいニンニクを収穫するために必要な冬越しのコツについてお伝えします。
ニンニクの冬越しの適正サイズとは?
ニンニクの葉が5枚から6枚まで伸びていて、茎が太くて株元がしっかりしているものが冬越しの適正サイズです。根が深く張っているので、水分をよく集めることができます。
適正サイズで冬越しできると、冬の間に葉が枯れることが少なくなります。
適正サイズの冬越し方法
適正サイズの場合、12月上旬と2月に株の周りに米ぬかをまいて軽く土寄せしましょう。
ニンニクは12月中旬には生育が止まるので、その少し前にまいて成長を助けます。
ニンニクが小さい場合の冬越し
冬越し前に本葉が2枚から3枚程度にしかならない場合は小さすぎです。
植えつけ時期が遅れたり、種球を深めに植えると生育が遅れてしまい、冬越し前のサイズが小さくなりがち。
この場合は少しでも葉を伸ばす必要があるので、追肥をしましょう。
追肥には米ぬかがおすすめです。
ニンニクが大きすぎた場合の冬越し
葉が7枚以上、草丈が40センチ前後まで成長した場合は成長しすぎです。
大きすぎると、耐寒性が弱くなるため、葉が傷みやすくなる上に、春に病気が出やすくなります。
チッソや水をまきすぎたり、秋の温度が高いと大きくなりやすいです。
水分や肥料が多いために伸びすぎてしまった場合、根が伸びていないことが多く、土寄せをして水はけを良くすることで根の成長を促しましょう。
ニンニクの冬越しをしよう!
ニンニクは暖かくなると、葉っぱも増え、茎も太くしっかりとなります。
しっかりと冬越しができていると4月には花や茎が伸び、玉も大きくなっていきます。
逆に、適正以外のサイズで冬越しをする場合、小さいと枯れやすく大きいと春になったら病気になりやすいという欠点があります。
大きい場合は根が張っていないことも多いので、根を張らせるために土寄せをして土はけをよくすることが大切です。
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初公開日2020年3月26日改稿日2023年10月8日