収穫したさつまいもを料理して食べてみたら、甘くなかったということはありませんか?
なぜ、甘くなかったのかどうすれば甘いさつまいもが食べられるのかお伝えします。
さつまいもが甘くない理由
収穫直後のさつまいもはハッキリ言ってしまうとおいしくありません。
理由はさつまいもの中に甘みの素となる糖分がまだ充分ではないからです。
さつまいもは時間が経たないと甘くなりません。
さつまいもが甘くなる理由
さつまいもの中のでんぷんが糖分になることで甘くなります。
保存していけば、でんぷんが自然と糖分になりますが、収穫後から3か月後以降が甘く食べられる目安です。
さらに、甘さを増やしたい場合は約70℃ほどの温度でさつまいもを加熱し続けます。
70℃での加熱が一番、さつまいもが甘くなる温度帯ですが、焼き芋機やオーブンで低温でじっくり加熱すれば、70℃を維持することなど考えなくとも甘くなります。
さつまいもの保存方法
さつまいもは寒い場所が嫌いなので冷蔵庫には入れないほうがいいです。
ただし、温かい場所に置いても芽が出てしまいます。
保存方法は土がついたまま新聞紙をまいて、冷暗所に置いておくことで、2ヶ月から3ヶ月ほどの長期保存が可能です。
冷蔵庫で保存する場合
冷蔵庫に入れる場合は、野菜室やチルド室では寒すぎるので、冷蔵室に入れてください。
常温で保存する場合と同じように、新聞紙に包みますが、その後、保存袋に入れます。
さつまいもは熟成させよう
おいしいさつまいもを食べるためには収穫後、最低でも1ヶ月以上は保存して熟成させる必要があります。
さつまいもは寒さに弱いので、温度が10℃前後ほどの冷暗所に置ければベストです。
初公開日2020年1月21日改稿日2023年10月8日