【家庭菜園】小さい頃の人参の草取りは種まき2週間前にするのがコツ。その方法を解説

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画像Pixabayより

人参を育てる時に一番大変なのが、人参が小さい時の除草ではないでしょうか。

人参は成長するとほとんど雑草を影響を受けませんが、成長するまでが大変です。

今回、ご紹介するのは小さい頃の人参の草取りの手間を減らすためのコツについてになります。

小さい頃の人参の草取りの手間を減らす方法

小さい頃の人参の草取りの手間を減らす方法①種まき1ヶ月前に畝を作る

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種をまく1ヶ月前もしくは2週間前に畝を作ります。

この段階で肥料や石灰を混ぜておくと後が楽ですが、ニンジンを植える時にまきたい場合は入れなくて構いません。

小さい頃の人参の草取りの手間を減らす方法②作った畝に水をたっぷりと撒く

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作った畝に水をたっぷり撒いて充分に湿らせてください。

前の日が多めの雨で土がたっぷり湿っている場合はこの作業は必要ありません。

小さい頃の人参の草取りの手間を減らす方法③透明マルチで覆い、2週間以上放置

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透明マルチで畝を覆って、2週間から1か月間放置してください。

この期間はマルチが破れたりはがれた場合を除いて、一切触らないで大丈夫です。

放置していると、透明マルチの中の温度が上がり、夏草の種が下の画像のように発芽してきます。

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小さい頃の人参の草取りの手間を減らす方法④種まき時に、マルチをはがし、草を取り、種まき

マルチをはがし、その中で育った夏草をきれいに取ります。

そこに人参の種をまいてください。

何故、種まき2週間前から対策をするの?

人参は成長が遅く、夏の雑草は成長が早いから

人参の植え時と夏草の生える時期は大体同じタイミングになります。

成長の遅い人参が、成長の早い夏草により成長を邪魔されることがあるのです。

透明マルチでは人参の初期成長を妨げるであろう夏草の種を先に発芽させることで取り除きます。

これにより、人参が成長しやすい環境を作るのです。

透明マルチを使っての草取りのメリット

人参が育つ畝の夏草が減り、草取りと間引きが楽になる

小さい頃の人参の横で草取りをする時、人参も抜けてしまいやすいです。

ただ、最初に生える草の量を減らしているので、草取りの回数が減ります。

人参が草取りの時にうっかり抜けることを防げますし、草の量が減るので間引きも楽です。

透明マルチを使っての草取りの注意点

透明マルチを使っての草取りの注意点①全ての夏草は取り除けない

あくまでもこの除草法で取り除けるのは土の表面やその近くにある夏草の種だけになります。

土の中にある夏草の種は発芽前の状態で眠っているのです。

そのため、人参を植えた時など土の中で眠っていた種が土の表面に出てきてしまい、発芽します。

あくまでも除草の手間を減らす方法の1つとして考えてください。

透明マルチを使っての除草の注意点②透明マルチを使う

この除草法を行う時は透明マルチを使ってください。

黒マルチを使ってしまうと太陽光が遮られるため、夏草の成長が阻害されてしまいます。

黒マルチにより発芽しなかった種は黒マルチをはいだ後に、一気に発芽してしまい、人参の成長を妨げる可能性があります。

春の透明マルチで草取りを少しだけ楽しよう

今回ご紹介した除草方法はずっと草が生えない方法ではありません。

あくまでも先にある程度、夏草を発芽させて取り除くというもので、人参の成長を邪魔する夏草を減らすための対策です。

そのため、人参を育てていると夏草は生えてきます。

それでも、人参の初期除草の手間を減らすことはできるので、余裕がある方はやってみてください。

また、この方法は他の野菜に応用できるので、ぜひ様々な野菜で試して、草取りの手間を減らしましょう。

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初公開日2019年4月30日改稿日2023年10月10日