大根の間引きの方法とコツについて知りたいと思ってはいませんか?
大きな大根を収穫するために間引きが大切です。
今回は大根の間引きの方法とコツについてお伝えします。
大根の種まきは点まきで
大根は畝の真ん中に25センチから30センチほどの間隔に植え穴を作って植えます。
植え穴はビール瓶の底くらいの大きさで深さ1センチほど。
その植え穴に5粒ずつ植えていきます。
種は上の点まきの画像のように植えることがベストです。
大根の間引きは2回
大根の間引きは2回行います。
1回目は双葉(子葉/しよう)が開いた時で、2回目は本葉が5枚から6枚の時。
1回目の大根の間引き
1回目の間引きは双葉が開いた時で、大体、発芽後5日くらいが目安です。
この時は大根を大根の葉先が触れ合うくらいの間隔になるように調整しますが、2本抜いて、3本にします。
引き抜く株の目安は極端に小さかったり、色が薄いもの、極端に成長しているものです。
これらの株は今後、成長しても大根が割れたり、大きくなり辛いという特徴があります。
2回目の大根の間引き
2回目の間引きは本葉が5枚から6枚の時、大体、種まきから20日後が目安です。
1つの植え穴に1本だけにします。
抜く株は病害虫の被害を受けていたり、生育が旺盛すぎるもの、極端に生育が悪いものです。
本葉が5枚から6枚を過ぎると、大根は急激に成長するので、タイミングを逃さず間引き、のびのびと大根が成長できるように株間を広げましょう。
大根は間引き菜を長く楽しむことも可能
大根は植え穴を狭くすることで、間引き菜を楽しむことができます。
植え穴の間隔を10センチにして1ヶ所に3粒まきます。
間引きは本葉5枚から6枚の時に行い、その後、最後に収穫する大根の間隔が30センチになるように間引いていきます。
間隔を広げていくことで、大きな大根になっていくので、最後に収穫する大根は普通サイズのものが収穫できます。
大根の間引きのコツ
最初の間引きでは葉っぱがまだ少ないので、残す株の葉っぱを傷つけないように注意してください。
光合成が低下してしまい、成長が悪くなります。
古い種を使うと双葉の形がいびつになりやすい上に、このような種はまた根になる可能性も高いのでしっかり確認して間引きいてください。
大根は間引き菜もおいしい
大根は間引いた葉っぱもおいしく食べることができます。
みそ汁に入れたり、塩昆布と一緒に炒めるとすごくおいしいです。
小さな間引き菜は柔らかいので、ぜひ食べてみてください。
初公開日2020年3月12日改稿日2023年10月2日