ソラマメの冬越しのやり方について気になってはいませんか?
うまく冬越しができないと枯れてしまうこともあるので、しっかりと冬越しさせたいですよね。
今回はソラマメの冬越し方法についてお伝えします。
ソラマメの冬越しサイズ
ソラマメが寒さに最も強いのは本葉が4枚から6枚、草丈が10センチから15センチの大きさの時です。
そのため、冬越し時にこのサイズになるようにします。
ソラマメが小さい時は?
ソラマメの本葉が2枚から3枚程度にしか育っていない場合は寒さに弱いために枯れてしまうことがあります。
この場合は不織布をべた掛けしたり敷き藁をしたりして、保温します。
最低でも本葉が3枚育っていれば枯れる確率はかなり減るので、しっかり保温をして冬越しをしましょう。
大きくしたいからと追肥をしても、小ささと寒さのためほとんど肥料を吸収できないため、保温を優先します。
ソラマメが大きすぎる時は?
ソラマメは大きすぎても耐寒性が低くなります。草丈が20センチ以上、本葉が7センチ以上育った時が大きすぎの目安です。
この時、株元の葉を5枚から6枚残して、茎を切ってしまいます。あまりにも切り過ぎて心配になってしまいますが、脇芽が伸び逆に耐寒性が上がります。
ソラマメの冬越しのコツ
ソラマメは茎や葉が大きいので、風で倒れやすいという欠点があります。
風で倒れないように、わらを立てかけて防風壁を作ってあげるなど風をやわらげる対策をしてあげましょう。
ソラマメを植え遅れた時は?
育苗
11月上旬までに保温しながら育苗すれば、3日から4日ほど成長が早まるので間に合う可能性があります。
育苗ポットに種を1粒まき、穴のないビニールトンネルを被せて発芽まで保温してください。
本葉が出てきたら、ビニールトンネルを外します。
植えつけ
草丈が10センチ、本葉が3枚の頃に植えつけると耐寒性を身につけることができます。
この時、ソラマメを植える前に過リン酸石灰を200倍に薄めた水をまくと根が成長しやすくなります。
200倍の目安は過リン酸石灰5グラムに対して水1リットルの割合です。
ソラマメの冬越しをしよう!
春の味覚ソラマメですが、ソラマメは小さいと冬越しができずに枯れてしまうことがあるので、冬を越せるように保温をすることが大切です。
逆に大きい場合は思い切って主枝を切って、脇芽を伸ばし、冬越しサイズになるまで育ちます。
ソラマメは本葉が4枚から6枚、草丈10センチから15センチが一番、耐寒性が高いので、この大きさ煮での冬越しを目指しましょう。
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初公開日2020年3月19日改稿日2023年10月2日