【家庭菜園】せっかく収穫したカボチャが甘くない理由は?

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甘いカボチャを煮つけたりシチューにしたりするとおいしいですよね。そんなことを思いながら、カボチャを作ってみたけれど、甘くない。なんというか味があまり感じられない。

よく言えば素朴だけど、素っ気なくてがっかりということはありませんか?

せっかく手間をかけて育てたんですから、できるだけ、甘いカボチャを食べたいですよね。 

この記事では収穫したカボチャが甘くない理由と甘さを増すコツについてお伝えします。

カボチャが甘くない理由①暑い

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カボチャは春に植えて夏に収穫するのが普通なのですが、これこそが甘くないカボチャになってしまう理由の一つです。

カボチャは夏の暑さに耐えるために、自身のデンプンをどんどん消化します。甘さはこのデンプンが糖に変わることで生まれるので、ある程度、デンプンがないと甘いカボチャになることはありません。

暖地では冬至かぼちゃといって8月に苗を植え、晩秋に収穫する栽培法があります。栽培期間が短く、12月に霜が降る地域では作れないのが普通です。

しかし、場所は限られるでしょうが、一般地でも冬至カボチャを収穫できる場所はあるようです。植える場合は早生品種を選びましょう。

カボチャが甘くない理由②追熟させていない

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収穫したばかりのカボチャを追熟させることでデンプンが糖に変化していきます。収穫後最低でも2週間は涼しい日の当たらないかつ風通しのいい場所に置いておきましょう。

貯蔵性の高い品種を長期間、貯蔵すると甘さが増していきます。そのため、保存性の高いカボチャを植え、長期間、追熟させるのも甘くさせる方法です。

甘いカボチャを収穫するには?

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追熟をさせる以外にも甘みの強い品種の種を買い、育苗することが大切です。下記のほっこりえびすは甘みが強い品種といわれています。

カボチャの育苗は難しくはないので、時間に余裕がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

次こそ甘いカボチャを収穫しよう

甘いカボチャを食べるためには、

 

・品種選び

・追熟

 

この2つの手順が重要です。

ただし、この2つの手順を行っても猛暑など暑さが厳しい場合は甘くない場合があります。

その場合はカボチャを煮てから潰し、砂糖やみりんなどを入れ、カボチャパイやお菓子やコロッケといった料理に使いましょう。 

初公開日2020年5月22日改稿日2024年5月6日