【家庭菜園】間引きって何?/行う理由/メリットを解説

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家庭菜園で野菜を育て始めると、間引きという言葉が出てきます。

あなたは野菜を植え始めたばかりで間引きって何?と疑問を感じていませんか?

間引きは色々な野菜で頻繁に行うものなので、やったことがないという方はぜひやってみてください。

間引きって何?

間引きとはその名の通り、発芽した株の一部を抜き取ることをいいます。

間引かれる株は成長が悪かったり、形が悪かったり、虫に食われているといった軟弱な苗が対象になることが多いです。

他にも、各野菜には適切な株と株の間隔があるので、それを保つためにも行います。

家庭菜園では種を多めにまいて、株の成長に合わせて抜き取ることが多いです。

どうして間引きをするの?

家庭菜園では失敗を減らすために、種を多めにまくことが多いです。

最初は株も小さいため、多少、狭くても問題ないのですが、成長に合わせて広くとる必要があります。

また、株同士が込み合っていると、日がよく当たらず光合成が妨げられたり、風通しが悪くなり病気や害虫被害に遭いやすくなるのです。

間引きのメリット4つ

①発芽を失敗するリスクを小さくできる

家庭菜園向けの育て方では誰でもある程度は収穫量を確保できるように多めに種をまくようにと書かれていることが多いです。

数さえまけば、全滅ということは免れるだろうという考え方です。

②日当たりや風通しを適切にできる

前述したように種を多くまくことが多い家庭菜園ではどうしても株同士が込み合います。

そうなると、日当たりや風通しが悪くなってしまい、病気や害虫になりやすくなるのです。

間引きをすることで病気や害虫予防をできます。

③生育スピードを揃えることができる

株が込み合ってしまうと、株同士が栄養を奪い合ったりして成長に影響が出ます。

 成長の遅い株を引き抜くことで、残った株の成長を揃えることができるのです。

④間引き収穫ができる

葉物野菜やニンジン、大根の間引き菜は食べることができます。

小さいサイズのものでもみそ汁の実や炒めたりすればおいしいです。

とても小さい間引き菜は売っていないので、家庭菜園でしか食べることができません。

間引きをする時の注意点

間引きをする時、残す苗は傷つけないようにします。

傷ついてしまうと、成長の影響が出てしまって、大きくなるのが遅くなるからです。

それと、適切な時期に間引きをすることも大切になります。

間引きのタイミングは野菜ごとに違うので、種袋などを確認してください。

間引きをする時の種のまき方

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間引きをする時は点まきか条まきにすると間引きがしやすくなります。

葉物野菜なら、バラバラにまいても大丈夫と種袋に書かれていることも多いですが、バラまきは間引きが面倒くさいです。

ただ、種があまりにも細かすぎるリーフレタスはバラまきでもしょうがないような気もします。

タイミングを逃さず間引きしよう

間引きにもタイミングがありますが、家庭菜園では少しずつ収穫をするという感覚で楽しみましょう。

間引き菜は細くて小さいですが、小さくてもしっかりと風味と味があります。

料理の仕方が分からないや根っこを洗うのが面倒くさいのは確かですが、間引き菜は家庭菜園でしか食べられないものなので、良かったら食べてみてください。