枝豆の連作障害を出づらくする方法

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あなたは枝豆を作りたいけれど、連作するしかないと悩んでいませんか?

連作してしまうと病気が出てうまく育たなくなる連作障害が出たら困りますよね。

できることなら、連作したくないものですが、枝豆の連作障害が出づらくなるコツがあるのでご紹介します。

全ての野菜に対して使える連作障害の対策は下記の記事をご覧ください。

【家庭菜園】連作でも連作障害を出づらくする方法 - いつもお外はぽっかぽか

枝豆を連作すると出やすくなる病気は?

枝豆を連作すると根腐れが発生しやすくなります。

これはカビの一種で肥沃な土壌と多湿を好み、生育初期までの枝豆に感染するのが特徴です。

根腐れ病菌に枝豆が感染すると、根や根元に赤褐色の斑点が現れ、広がっていきます。

開花後には葉がしおれて、生育が悪くなってしまうのです。

根腐れ病を予防する方法

①育苗する

セルトレーやポリポットで本葉が2枚になるくらいまで育てることです。

枝豆の収穫を終えた土は、枝豆の根瘤菌のお陰で土が肥沃になっていて、黒根腐れ病菌が発生しやすい環境になります。

ただし、黒根腐れ病菌は種から生育初期までにしか枝豆に感染することができません。

そのため、育苗である程度大きくなってから植えることで、黒根腐れ病を防ぐことが可能なのです。

②じかまきする場合

枝豆をじかまきする場合、土の表面は乾いているけれど、少し指で穴を掘った時、湿っている状態がベストです。

畑の質にもよりますが、雨降り後3日目くらいが目安です。

1穴に3粒まいたら、覆土をして足で踏んで土と種をよく密着させましょう。

湿度を上げないように、水やりはしません。

3粒まくと加湿状態になりづらくなりますが、発芽後は1株間引いてください。

栽培中に連作障害が出た場合の対策はある?

残念ながら、色々と調べても見つけられませんでした。

連作障害は植物に寄生する病害虫が一定数以上になると発生します。寄生する病害虫のほとんどは寄生する植物の種類が決まっています。

そのため、連作しなければ寄生先の植物がなくなるため病害虫も減っていくという仕組みです。

連作でもおいしい枝豆を収穫しよう

ここでご紹介した連作障害を出づらくする方法は、あくまでも枝豆の連作障害で発生しやすい黒根腐れ病の予防に重点をおいたものです。

そのため、他の病気が発生する可能性は否定できません。

どうしても連作したいという方はどのような方法をしても連作障害が発生するリスクはあることを承知のうえでご参考になさってください。

下記の市販品もあるので、活用してみてください。

初公開日2020年2月12日改稿日2024年4月18日