【家庭菜園】秋じゃがを失敗せずに収穫するための芽出しと植えつけ方法

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秋じゃがは春のじゃがいもに比べて、失敗しやすいと言われています。

そのため、秋じゃがを植えたいけれど植えないという方もいるのではないでしょうか。

今回は秋じゃがを失敗せずに収穫するための芽出しと植えつけ方法についてご紹介します。

秋じゃがを植えたい方はぜひ参考になさってみてください。

秋じゃがが失敗しやすい理由

秋じゃがが失敗しやすい主な理由は2つあります。

暑さやゲリラ豪雨により種いもが腐りやすいことと寒さで生育が止まるから。

種芋を切って植えると、腐敗のリスクが上がるため、秋じゃがでは丸ごと植えが基本になります。

気温が低下すると、芋は増えないので収量は低下します。

失敗しない芽出しに向いている品種と用意するもの

用意するものはデジマとジフィーポットです。

秋じゃがの品種にはアンデス赤やデジマがありますが、成長の早いデジマが向いています。

ジフィーポットとは土に還るポリポットでポットごと土に植えることができるもので、ホームセンターや園芸店で売っています。

秋じゃがの芽出しのやり方

秋じゃがの芽出しのやり方①種芋を切る

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始める時期は8月下旬です。

種いもとなるデジマが小さい場合は切る必要がありませんが、40gから60gになるように切ってください。

それぞれの種いもにきちんと芽がついていることが大切です。

30g以下になると成長しづらいため、過度に小さくしてはいけません。

腐敗予防のために、切り口に草木灰を塗ってください。

秋じゃがの芽出しのやり方②逆さ植えでじフィーポットに植える

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ジフィーポットに適度に湿った土を入れたら、種いもを植えます。

本来、種いもは上に真っすぐ芽を伸ばしますが、逆さ植えは上にUターンしながら伸びなければいけません。

普通に植えるよりもじゃがいもにストレスがかかるのですが、これがいい刺激となって強い芽が育ちやすくなるのです。

芽が強くなると、病害虫にも強くなり、収量も増加しやすくなります。

秋じゃがの芽出しのやり方③土を入れて、軽く抑える

少し湿らせた培養土に種いもを入れたら、土を2㎝ほど被せましょう。

上に被せる土も適度な湿り気が必要です。

この時、土と種芋を軽く押さえて密着させてください。

秋じゃがの芽出しのやり方④芽出しをする

直射日光が当たらず、寒すぎずも暑すぎずもしない半日陰に置いてください。

目安は種いもから芽が伸び始めてきたくらいで、およそ2週間ほどです。

芽出しをしている間に、じゃがいもを植える予定の場所の土作りを行っておきましょう。

畝は幅1メートルが目安になります。

1㎡当たり完熟牛糞堆肥2リットルから3リットル、普通化成肥料100gをまいて、よく耕してください。

植えつけのやり方

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植えつけは9月中旬頃に行います。

この時、1メートル幅の畝に2列に植えます。

列は50㎝の幅を取り、株と株の間は30㎝で、深さは10㎝から15㎝。

ジフィーポットが完全に埋まるまで土をしっかりと被せてください。

ジフィーポットは土に還るので、ポットごと植えましょう。

植えつけ後の管理

植えつけ20日後、1㎡当たり化成肥料30gを追肥し、土寄せもします。

草丈が30㎝になった頃にも土寄せを行いましょう。

土寄せはじゃがいもの緑化を防ぐために大切なことなので、しっかりと行ってください。

秋でもおいしいじゃがいもを収穫しよう!

秋のじゃがいもは暑さや寒さ、雨の影響を受けやすく、春じゃがよりも失敗しやすいです。

それを克服するのが、ジフィーポットで芽出しをする方法になります。

地温が下がってから植えることができるので、腐敗のリスクを減らすことが可能です。

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