一般的に野菜は連作をすると病気になりやすくなります。
そのため、いかに輪作をするかが家庭菜園での課題になっているのですが、連作に強い野菜があるのをご存知でしょうか?
今回、紹介する連作に強い野菜をうまく取り入れることで、連作障害のリスクを減らして野菜や意栽培を楽しむことができるかもしれません。
関連記事
【家庭菜園】連作でも連作障害を出づらくする方法 - いつもお外はぽっかぽか
連作に強い野菜
連作に強い野菜①カボチャ
S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像
カボチャはウリ科の野菜できゅうりやスイカの仲間です。
野菜の中でも丈夫なので、育てやすいのが特徴。
ただし、動物の被害に遭いやすいという欠点もあります。
連作に強い野菜②大根
大根はアブラナ科の根菜で、二十日大根も含みます。
連作すればきれいな形の大根が取れるようになるといわれている野菜です。
しかし、私が過去に二十日大根を連作したところ、3回目で連作障害により育たなくなりました。
連作を続けて障害を出さないためには土作りが大切とのことなので、うまく土作りができなかったのでしょう。
連作に強い野菜③人参
人参はセリ科の根菜。
大根と同様に、連作をすると雑草が生えづらくなったり、育ちやすくなるという効果があるとされます。
ただし、肥料を多く施してしまうと、病虫害などの障害が出やすくなるので肥料のまきすぎには注意が必要です。
【家庭菜園】人参を連作で栽培する時の対策方法 - いつもお外はぽっかぽか
連作に強い野菜④玉ねぎ
玉ねぎは肥沃な土を好むため、リン酸とチッソの供給を土にしてくれるクリムゾンクロバーというマメ科野菜との輪作を行うのが基本。
玉ねぎの連作は秋まきのものを利用し、春に収穫したら、クリムゾンクローバーをまきます。
玉ねぎの植え付け1ヶ月から2ヶ月前に、クリムゾンクローバーを土にすきこんでおきます。
連作に強い野菜⑤さつまいも
さつまいもは連作すると、ツルボケしにくくなり成長も良くなるといわれています。
さらに、イモの大きさも安定し、味も良くなるとも。
さつまいものあと植える野菜としては麦がおすすめです。
連作に強い野菜⑥長ネギ
こちらも玉ねぎ同様に連作に強い野菜になります。
連作に強い野菜⑦とうもろこし
とうもろこしはイネ科の果菜類です。
連作に強い野菜でも連作障害が出ないわけではないことに注意
基本的に、連作障害は全ての野菜に発生するリスクがあります。
そのため、連作に強い野菜だったとしても連作により病気で全滅や育たなくなるということも普通にあります。
ただし、連作に強い野菜はおおむね2回目までの連作ならば、障害が出ずに育つことが多いです。
連作をする時は対策をすると安心
連作したくないけれど、連作するしかないというのは多くの家庭菜園で生じる悩みです。
ただ、連作障害が出づらくなる商品もあるので、気になる方は活用してみてください。