【家庭菜園】露地栽培のトマトって越冬できるの?

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Satophotoさんによる写真ACからの写真

露地栽培のトマトって越冬できるのだろうかと気になってはいませんか?

通常、本州の多くの地域の家庭菜園では越冬をすることはできないと思われます。

しかし、2019年やさい畑初夏号に越冬の参考になりそうな記事がありましたので、ご紹介します。 

トマトの生育気温は?

最低5度だが、適温は昼間25℃から30℃

トマトは果菜類の中でも比較的寒さに強い部類で最低5度でも耐えますが、生育の適温は昼間25℃から30℃であり、夜間温度で10℃から15℃になります。

5℃を確保しても寒さのせいで生育はゆっくりとしたものでしょう。

地域によっては植物用のライトなどで半日ほど光さえ確保することができれば、冬季であっても室内で栽培を続けることは可能だと思われます。

露地栽培のトマトは越冬できる?

かなり難しいが、地域とやり方によっては年末までは収穫できる可能性

露地栽培のトマトを越冬させるのは難しいです。

しかし、雪が降らない関東より南の地域では年末近くまでなら、辛うじて収穫できたという方も多いので、やり方によっては越冬可能かもしれません。

やり方がやさい畑2019年初夏号にて掲載されていましたが、かなりの手間と労力がかかっています。

以下やさい畑2019年初夏号の記事を要約

やさい畑 2019年 6月号

注意・記事では関東地方でトマトを育てているようです。

トマトを栽培している明確な場所は登場していませんが、関東地方と思われます。

そのため、関東以北及び降雪地帯では12月まで育たない可能性があり、参考にならないかもしれません。

やり方①市販の雨よけハウスセットと不織布マルチを用意する

トマトの株を長期収穫するために雨よけを徹底するために、雨よけハウスセットと不織布マルチを用意します。

黒マルチではなく不織布マルチを使うことで、夏バテを防ぐ効果があるそうです。

雨よけハウスセットも不織布マルチもお近くのホームセンターになくともAmazonのような大手通販サイトで購入可能です。

なお、雨よけハウスセットとは下記画像のようなものです。

やり方②株を吊るして、遮光シートをかける

1株ずつ主枝を天井に誘引。

遮光シートをかけることで真夏でも見付きが良くなるそうです。

やり方③6段目になったら、脇芽を1本伸ばして、主枝を切る

6段目になったら、勢いの良い株元近くから生えている脇芽を1本だけ残して、主枝を短く切ります。

以後、この残した脇芽を伸ばしていきます。

やり方④10月下旬頃、誘引をやめ、株を寝かせて不織布をかける

トマトは寒さで生育が止まり、枯れていくのですが、それを防ぐために株を寝かせ、不織布をかけます。

寝かせることに抵抗がある方もいると思いますが、トマトの地這栽培というものもあるので、寝かせて大丈夫です。

雑誌では12月中旬までトマトを育てていましたから、このまま育て続けると年越しもできるのかもしれません。

一度試してみるのもいいかも

通常、寒さでトマトは枯れてしまいますが、関東地方では放っておいても12月までは育っているようなので、防寒対策をしっかりすれば、越冬できる可能性はあると思います。

トマトの越冬はお住まいの地域によっては試せない方もいるので、試せるという方はぜひ試して、冬のトマトを楽しんでみてください。

初公開日2019年7月30日改稿日2023年10月8日