赤いピーマンをご存知ですか?
中華料理ではおなじみの食材ですが、スーパーではあまり見かけない野菜です。
それは傷みやすいため、流通に向いていないからだそう。
家庭菜園なら、赤いピーマンを収穫して味わうことができますよ。
赤ピーマンの作り方
赤ピーマンの作り方①ピーマンを完熟させる
赤ピーマンは緑色のピーマンが完熟したものなので、緑色のピーマンを収穫せず、放置しておくと赤くなります。
ただ、この収穫できるようになるまでに結構な時間がかかるのが難点です。そのため、虫の被害に合いやすいのもデメリット。
そのため、赤ピーマンを収穫したいなら、気長に色がつくまで待ってください。
赤ピーマンの作り方②室内で追熟させる
少しだけ赤みを帯びてきたなというピーマンを収穫して、室内の日が当たる温かい部屋に置いておくと、真っ赤にはなりませんが赤みが増します。
完熟してから収穫した赤ピーマンには味は劣りますが、虫の被害が少ないのがメリットです。
赤ピーマン収穫の注意点は?
虫の被害に遭いやすい
赤いピーマンを作ろうと放置していると、かなりの確率で虫の被害に遭います。
虫の幼虫が実に穴を開け、中を食い荒らしてしまうのです。
小さな穴が開いているものは虫が高確率でいます。
きれいな赤ピーマンを確実に収穫したい場合は不織布で覆うなど虫の被害に遭わないようにする対策が必要です。
樹が弱りやすい
完熟するまでピーマンを育てると、樹の負担になり、弱りやすいのが欠点です。
全ての実を完熟させようとしないやたくさんの実を完熟させる時は様子を見て、少し多く肥料を施すなど育て方に工夫が必要になります。
私は一部の実だけを赤くするために残し、残りは収穫して、樹に負担をかけないようにしています。
赤ピーマンの栄養
赤い色はカプサンチンの色
ピーマンの赤い色はカプサンチンという色素で、抗酸化作用があるといわれています。
抗酸化作用で有名なポリフェノールと同じような働きが期待できるということです。
なお、このカプサンチンは赤いパプリカにも含まれています。
赤ピーマンの食べ方は?
炒め物がおいしいよ!
ピーマンは赤くなると甘みが増し、食べやすくなります。
赤ピーマンの炒め物は中華での定番料理です。
生食も可能ですが、私としてもお肉と炒めて醤油やオイスターソースで味付けしたものがおいしく感じます。
また、赤ピーマンを刻んでオムレツや卵焼きに入れるのもおすすめです。
一度は収穫してみて
赤ピーマンのフルーティな味わいは緑色のピーマンにはないものです。
一度、味わうとそのおいしさにびっくりしますよ。
収穫まで時間はかかってしまいますが、是非一度、収穫してみてください。
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初公開日2019年12月26日改稿日2023年7月15日