私が人参を収穫したら、ある年にすごい白いひげ根がびっちり生えていたことがありました。
それにびっくりしたのもいい思い出ですが、同じような経験をされた方もいるのではないでしょうか?
なぜひげ根が生えてしまったのか、生えないように育てる方法についてお伝えします。
ひげ根は食べても大丈夫?
気にしなければそのまま食べられる
気にしなければ、そのまま食べることは可能ですが、口当たりがすごく悪いです。
皮を剥いてひげ根を取って食べることをおすすめします。
ひげ根がたくさん出た理由
理由①土の水分が足りなかった
ひげ根がたくさん生えていた理由として、一番多いのが土の水分が足りなかったことだそうです。
人参は発芽後、露地栽培では草取り以外の世話がいらないので、水をまかないことも少なくありません。
雨が少なくて、水が不足すると水分と肥料を吸収しようとひげ根を伸ばします。
理由②リン酸肥料が多かった可能性
リン酸は野菜の味を良くしますが、根っこの成長にも関わる成分です。
そのため、土の中のリン酸が豊富なことにより、ひげ根が伸びやすい環境が作られた可能性があります。
ひげ根を少なくするための育て方は?
定期的に水分をあげよう
人参のひげ根は水分不足が原因であることが多いと前述したとおりです。
水が足りないのなら足してあげるのが一番。
人参は乾燥に強いので、毎日、水を与える必要はなく、週に2回から3回ほど土の表面がたっぷりと濡れるくらいの量をまいてあげましょう。
人参もそれなりのお世話が必要
お世話といっても水やりくらいですが、ひげ根は人参が自力でなんとかしようと努力した結果です。
少し人参が楽できるような環境を作ると、無理にひげ根を作ることはなく、きれいな人参が収穫できる可能性が高まります。