【家庭菜園】大根を切ったら黒い線があったけどこれは何?

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収穫した大根を切ってみたら、中に黒い線があったということはありませんか?見た目は普通の大根だっただけに切った時の黒い線を見た時のショックといったらありませんよね。

大根の収穫は結構大変なこともあり、黒い線を見た時、私はかなりのショックを受け、正直、へこんだことを覚えています。

今回は大根の黒い線の正体についてお伝えします。

黒い線の正体とは?

黒い線の正体はバーティシリウム ダーリエという放線菌。つまり黒い線はカビです。ダイコンバーティシリウム黒点病という病名もあります。

土壌がこの菌に汚染されることによって発生するのが特徴で、菌は土の中で数十年くらい生き延びることが可能です。

病原菌に汚染された堆肥や残滓をまいたり、洪水などの災害や強風といった自然現象による菌が畑にやってくることで汚染されてしまいます。

対処法は?

菌を増やさない対策

菌を増やさない対策として連作をしないこと、病気の残滓を放置せずにすぐに片付けることが大切です。

残滓で堆肥を作る場合はしっかりと発酵熱により殺菌しましょう。

菌を減らす方法

菌を減らす対策として薬剤を使った土壌消毒が有効です。薬剤を使わない太陽熱消毒では土の奥まで殺菌できないため、原因菌が残ってしまいます。

薬剤を使わない方法としてはカニ殻石灰をまいて、原因菌を食べる放線菌を増やすという対策があります。ただし、効果を感じるまで時間がかかる可能性があります。

黒線病に対処しよう

大根を切った時に黒い線があるのはカビが原因で黒点病と呼ばれる状態です。

土壌が菌によって汚染されることに発生します。私の畑では洪水の被害に遭ったことにより汚染され、発生するようになってしまいました。

発生を抑えるために薬剤を使用したり、薬剤を使っての土壌消毒が有効です。

すぐに効果は表れませんが薬剤を使用したくない場合は、カニ殻石灰をまいて、原因菌を食べる放線菌を増やす方法もあります。

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