あなたはさつまいもを収穫してみたら、予想以上に小さかったということはありませんか?
実は私が一番最初に植えた時、あまりにもさつまいもが小さかった上に量も少なかったということがありました。
そのあと、色々と調べて無事、大きなさつまいもを収穫することができました。
なぜ、収穫したさつまいもが小さかったのかお伝えします。
さつまいもが小さかった理由
まれに病気や連作障害でさつまいもが大きくならなかったということもあるようですが、ほとんどの場合、土に栄養が豊富というのが原因です。
さつまいもは肥料を吸収する力がとても強く、チッソをたくさん吸収した場合、つるばかり育ち、イモが大きくならないツルボケという症状になってしまいます。
他の野菜でもチッソが過剰になったことによるツルボケはあります。
しかし、少しの肥料で充分なサツマイモは、他の野菜ではツルボケにならない程度のチッソでもツルボケになってしまうことがあるのです。
大きなさつまいもを収穫するコツ
大きなさつまいもを収穫するコツ①元肥にチッソを控えるかやらない
さつまいもは肥料がなくてもよく育つ野菜なので、堆肥や石灰はまいても元肥も追肥も入れないという育て方をする方もいます。
元肥をまく場合はチッソを控えるかあげないで、リンとカリウムだけを入れることが多いです。
チッソ、リンとカリウムの3つが入っている肥料しかない場合は元肥の量を少しだけにします。
大きなさつまいもを収穫するコツ②赤紫蘇を一緒にまく
さつまいもとさつまいもの苗の間に赤紫蘇を植えると、さつまいもの病気予防になるだけでなく、赤紫蘇が過剰なチッソ成分を吸収してさつまいものツルボケを防ぐ効果を期待できます。
大きなさつまいもを収穫するコツ③葉物野菜を植えたあとの畝に植える
小松菜やキャベツといった葉物野菜はチッソをたくさん吸収する野菜ですが、リンとカリウムはさほど利用しません。
葉物野菜の収穫が終わった畝にはチッソが少なく、カリウムとリンがある程度残っているため、さつまいもを植えるには最適な土となっていることが多いです。
この状態なら、元肥を入れずにさつまいもを育てることができます。
逆に、トマトやナスといった果菜類はチッソが土に残っていることが多いので、さつまいもを植えるのに適していません。
次こそ大きなさつまいもを収穫しよう!
さつまいもは肥料を与えすぎたり、よく肥えた土では育ちづらい野菜です。
そのため、きちんと手入れや世話がされている家庭菜園ほど育ちづらいとも言われます。
私は元肥は石灰やごく少量の化成肥料だけにしていますが、何かまかないときちんと育つのかどうか不安な気持ちもあります。
そのため、微量なリン酸やカリウムが含まれている万田酵素を週に1回まいて育てています。
万田酵素の万田アミノアルファは野菜が大きく育ちやすいので、おすすめの植物用サプリメントです。