メークインの味や特徴を実際に食べて紹介!育てる時の注意点とコツも

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メークインは古くからある定番のじゃがいもですが、男爵いものほうが人気のある関東以北では意外と馴染みがないという方も少なくないのではないでしょうか。

家庭菜園で植えたことがない品種を植えてみたいけれど、味が自分好みじゃいやだから、植えるのに躊躇してしまうという方に向けて、実際に食べてみました。

メークインの特徴 

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大正時代に日本にやって来た古い品種で関西以南で人気

細長い形が特徴のメークインの原産国はイギリスで、日本には大正時代にやってきました。

煮崩れしづらいので、シチューなどの煮込み料理に向いています。

最初に栽培が始まったのは北海道なのですが、現在では関西以南で多く好まれています。

料理別メークインの味や食感

じゃがバタ

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とても淡白でシンプルな味わいです。

食感が残りやすいので、柔らかすぎないじゃがいもが好きな方におすすめ。

肉じゃが

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煮崩れないことで有名なメークインらしく、煮崩れることはありませんでした。

ダシの味を吸いこみ、イモの味はほとんど感じられません。

クセがない味なので、どんな料理にも合わせやすいです。

ポテサラ

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こちらもとてもシンプルで淡白な味。

じゃがいもの味を楽しみたいという方には物足りないかもですが、様々なトッピングで自分好みのポテトサラダを楽しめます。

フライドポテト

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フライドポテトが一番、じゃがいもの甘みを感じました。
中のじゃがいもの食感が柔らかく、しっとりとしていますが、ホクホク感はないです。

柔らかいフライドポテトが好きなら、メークインがおすすめですが、イモのホクホク感を楽しみたいなら違う品種がおすすめ。

育てる時の注意点やコツ

とにかく土寄せをしっかりする

メークインはグリコアルカロイドという毒素を他のじゃがいもよりも多く含んでいます。

光が当たると、この毒素が増えてしまうので、育てる時は徹底的に土寄せをして、イモに光が当たらないようにしましょう。

心配な方は調理をする時、皮を分厚く剥き、えぐみを感じたら食べないでください。

この毒素はじゃがいもの表面に発生する上、えぐみを持っています。

そのため、厚く皮を剥いてから、食べた時にえぐみがなければ問題ありません。

病気への耐性は低い

古い品種ですから、ほとんどの病気への耐性は低いです。

粉状そうか病に耐性が少しあるくらい。

疫病が発生しやすく、無農薬栽培は難しいともいわれるので、農薬を使わずに栽培をしたい場合、メークインを選ぶべきではありません。

ただし、空洞果や褐色心腐はない品種です。