【家庭菜園】マルチの種類

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マルチは色々な種類があって何をどう使えばいいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。

マルチは主に地温の上昇効果や水分保持、雑草の抑制という効果を持っていますが、種類によってやや違いがあります。

目的とは違うマルチを使って失敗しないようにしましょう。

黒マルチ

家庭菜園で一番多く使われているマルチで、家庭菜園で単純にマルチという言葉が使われた場合、これを指していることが多いです。

光を通さないため、雑草防除の効果が高いです。地温の上昇効果は透明マルチ、緑マルチの次に高いです。

透明マルチ

透明なため、地温の上昇効果がとっても高く、冬場など地温を上昇させたい時に使うのが最適。しかし、マルチの下に草が生えやすいという欠点があります。

ただし、欠点は調書にもなります。夏に水をたっぷりとまいた後に、透明マルチをかけると夏草が生えてくるため、春のうちに土の表面の夏草を簡単に除草できます。

シルバーマルチ

熱を吸収しますが、ゆっくりと放熱します。そのため、1日の地温の変化が小さいです。夏場に使用すると、地温が高温になるのを防ぎます。

反射するのでアブラムシの忌避効果もありますが、地温が上がってほしい冬では思ったほど地温が上がらず植物の育ちが悪くなる可能性もあります。

白マルチ

表が光を反射する白、裏が光を通さない黒というもの。地温の上昇を防ぐので、夏場の高温に使用するのに適しています。

銀線入りマルチ

黒マルチに、銀色のアミが入ったものです。アブラムシやウリハムシの忌避効果が期待できます。

アブラムシやウリハムシに悩まれているのなら使ってもいいかもしれません。ただし、これらの虫の原因は肥料過多や土壌が痩せているといったことが原因です。

マルチを使うのもいいですが、肥料過多にしないや堆肥を施してしっかりと土作りを行うといった基本的な対策をしましょう。

緑マルチ

光を遮る、地温上昇、雑草抑制すべてに対しほどほど。透明マルチと黒マルチの中間ほどの効果とされます。

ワラマルチ

ビニールではなく、ワラをマルチに使ったもの。

ビニールと違い、雨などの水分を通し、地温の上昇を抑える。ワラが畑を豊かにする虫や菌のエサとなり、肥えるといったメリットがあります。

草マルチ

雑草をマルチにしたもの。ワラマルチと同様の効果が望めます。雑草の種だけは畑の外に持ち出します。

黒マルチが無難

家庭菜園では黒マルチが無難です。扱いやすく雑草を抑える効果もあるため、草取りの手間が省けます。