露地栽培でトマトを栽培していると、直面するのが思ったほど甘くない問題です。
きちんと肥料を与えていても雨の影響により、甘くないこともあります。
雨の影響を少しでも軽減することが露地栽培でトマトを甘くするコツです。
今回は植えつけの方法の1つをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
甘いトマトを収穫するには?
トマトの苗をポリポットに入ったまま植えてしまうポリポット植えという方法があります。
トマトを甘くするには適切な肥料管理と水分を少なめに管理する必要があります。
ただ、天気の影響を受ける露地栽培では水分量を少なめに管理することは難しいです。
そこで、苗をポリポットに入ったまま植えると、水分の吸収を抑えることができるのです。
何故ポリポット植えでトマトが甘くなるの?
ポリポット植えで甘くなる理由についてもう少し説明します。
ポリポットで植えると、トマトの根の成長が妨げられるため、根があまり伸びません。
根があまり伸びないために、水分の吸収量が減ってしまうため、甘いトマトを収穫することができるのです。
ポリポット植えのデメリット
ポリポット植えは根をあまり成長させないようにするという栽培方法です。
根があまり成長しないため、草丈は低くなります。
トマトの実も大きくなり辛いため、収穫量が少なくなりやすいのがデメリットです。
ただし、草丈が低いということは管理がしやすいので、小ぶりでもいいので管理しやすいほうがいいという人や小ぶりなトマトが欲しいという人にはメリットになります。
ポリポット植えのやり方
元肥や堆肥、石灰を施した土に黒マルチを張り、ポリポットのまま植えるだけです。
黒マルチを張る時は、乾いた状態の土に張ってください。
土が湿った状態で黒マルチを張ってしまうと、土の水分量が多い状態が維持されてしまいます。
黒マルチで覆うことで、雨で畝が濡れすぎるのを防ぐことができます。
ポリポット植えのコツ
トマトの根っこはポリポットの底の穴からしか伸びることができません。
そのため、底の穴と植える穴の土に隙間ができないように植えないと、根っこの成長が遅れてしまいます。
隙間ができないように植えるコツは植え穴の底を平らにすること。
深植えすると、余計な場所からも根が伸びてしまうので、浅植えにしてください。
ポリポット植えを試してみるのもいいかも
管理人も過去にポリポット植えをやったことがありますが、見違えるくらい格段に甘くなったということはありませんでした。
普通に植えたのよりはちょっと甘いかなくらい。
草丈が小さいのが物足りなく感じ、一度試しただけで以後やっていません。
ただ、管理は楽なので、試してみたいという方はやってみてください。
他のトマト記事は下記から確認できます。