ネバネバが魅力のオクラですが、水やりのタイミングなどが気になってはいませんか?
今回はオクラの水やりについてお伝えします。
本格的な水やりは開花後
オクラは開花してから収穫できるまでが4日から5日ととても速い野菜です。
この間に土が乾燥してしまうと、きれいなオクラが収穫できないことがあります。
花が開花したら、晴天時は毎日、水やりをやるくらいのつもりで育てたほうがいい野菜です(ただし、水が溜まりやすい土では毎日やらないほうがいい場合もあります)。
水が不足すると、オクラは弱りやすくなる上に、他の果菜類に比べて回復も遅い野菜なので、水不足で弱らせないようにしましょう。
本葉が生えるまで水のやり過ぎはダメだが、多湿もダメ
オクラはアフリカの乾燥地帯が原産なので、乾燥に強そうにも思えますが、そういうわけではありません。
本葉が生えるまでは乾燥もダメですが、水をやり過ぎても立ち枯病のリスクが増えてしまいます。
水が不足するとどうなるの?
水が不足すると以下のような症状が出ます。
・葉っぱの切れ込みが深くなる
・オクラの実にイボがつく
・オクラの身が変に曲がる
上記は水不足によってオクラが弱ったというサインになります。
小さくても実を全て収穫して休ませることで、回復を早めることが出来ます。
オクラは多湿も乾燥も嫌い
本来、オクラは地下深くに根を伸ばし、地下水を吸う野菜です。
しかし、梅雨を経験する日本では根を伸ばさなくても水分を吸収できるということで根を深くまで伸ばすことはしません。
そのため、多湿にも乾燥にもならないように気をつけながら、水をまく必要があります。
本格的な水やりは開花後で、水が溜まりやすい土以外、晴れた日はできるだけ水をまくようにしましょう。
オクラの記事は以下にまとめています。
初公開日2020年2月4日改稿日2023年7月11日