家庭菜園できゅうりを育てていたら、曲がったり細くなったりしてしてしまったということはありませんか?
見た目は悪いですが、大抵の場合、病気ではないのでご安心ください。
きゅうりが曲がったり細くなったりした理由と対処方法についてお伝えします。
きゅうりが曲がったり、細くなった理由
きゅうりが曲がる理由①養分不足
養分が不足していると、きゅうりの実の中で栄養の取り合いが起きてしまいます。
均一に養分が行き渡っていたのなら、曲がったり細くなったり、また尻の部分だけ変に膨らむということはありません。
摘芯や整枝をしていないと、実がなり過ぎて養分不足になりやすいです。
ただ、私はきゅうりの摘芯や整枝は面倒くさいし、やらなくても味や大きさに変化はないのでやっていません。
きゅうりが曲がる理由②なり疲れ
きゅうりは一株にたくさんの実がつく野菜です。一度にたくさんの実がなると、きゅうりも疲れてしまい、曲がったり細くなったりします。
また、なり疲れ以外にも高温での夏バテも原因となります。
こちらも摘芯で実の数をコントロールすると、なり疲れを減らすことが可能です。
きゅうりが曲がったり、細くなった時の対処法
肥料不足の時の対処法①液肥をまく
液肥は即効性のある肥料なので、すぐにきゅうりに吸収されます。そのため、肥料不足の時にまくと回復が早まるのです。
ただし、すでに曲がったり細くなったきゅうりが普通のきゅうりになることはないので、それらは早々に収穫しましょう。
肥料不足の時の対処法②植物用サプリメントをまく
また、植物が高温化では夏バテ、低温では寒さが原因となり、肥料の吸収が悪くなることがあります。
そんな時、植物の活動を助けてくれるのが木酢液や植物用サプリメントです。
私は低温や高温で植物が疲れていると感じた時はHB-101をまきます。
HB-101は天然素材100%の植物活力液で、高温や寒さへの耐性を高める効果を期待できます。
なり疲れの対処法②一度、実や花を全て取る
実や花がついている限り、きゅうりの株は消耗し続けます。
そのため、株を確実に回復させるために一度、実や花を全て取ることが有効です。
私は暑さが厳しくなる大暑の頃、きゅうりが夏バテしているのを感じるので、一度すべて実や花を全て取って、株を回復させています。
一時期、収穫できなくなってもきゅうりはその後、大量に実がつくので問題ありません。
曲がったきゅうりもおいしい
スーパーに並んでいるきゅうりは選別されたものだったり、道具を使ってまっすぐに育てたものです。
そのため、普段、曲がったものや細くなったきゅうりを見ることはないので、初めてきゅうりを育てたりするとびっくりするかもしれません。
プロの農家が育ててもかなりの量のきゅうりが曲がったり細くなっています。これらは市場に出回らず廃棄されたり、身内で消費するのが普通です。
極端に曲がったり、細くなっていない場合はきゅうりとして普通の姿なので、おいしく食べましょう。
きゅうりが曲がったり細くなったら、放置しないことが大切
きゅうりが曲がったり細くなった、またお尻だけが膨らんでしまったというのは、きゅうりが弱っているサインです。
摘芯をしてもなり疲れになる時はなるので、そういう時はきゅうりを休ませたり、追肥をするといった対策が必要です。
猛暑なら一度、花や実をとってしまって株を回復させ、寒さの場合はHB-101で耐寒性を上げることをおすすめします。
きゅうりの記事は、きゅうりの記事まとめ - いつもお外はぽっかぽかにまとめているので、ぜひ読んでみてください。