【家庭菜園】トマトの実が大きくならない7つの理由と対処法3つ

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pixel2013によるPixabayからの画像

トマトの苗は大きくなるけれど、実が大きくならない……。

おいしく収穫して食べるために育てているのに、実が大きくならないんじゃがっかりです。

トマトの実が大きくならない理由と対処法についてお伝えします。

トマトの実が大きくならない理由

トマトの実が大きくならない理由①肥料不足

基本的に肥料が不足していると、実も含めたトマトの苗全体が成長しません。

肥料はあげているけれど、偏った肥料成分しか含んでいないものしか与えていない場合も成長に影響が出ます。

有機肥料は何となくよさそうだからと、有機肥料についてよく知らずにまいている人に多い失敗です。

有機肥料はほとんどが肥料成分が偏っているため、含まれる肥料成分が違う複数種類をブレンドして使います。

トマトの実が大きくならない理由②脇芽掻きをしていない

脇芽を伸ばす育て方もありますが、管理が難しくなるので、基本的に脇芽は取ります。

脇芽を取ることを脇芽掻きといいます。

脇芽を伸ばしっぱなしにしていると、全ての脇芽に茎が伸び、実がつきます。

トマトはその全てに栄養を与えようと、栄養を分散してしまうため、実が大きくなりませんし、味も悪くなりやすいです。

トマトの実が大きくならない理由③天候不順

低温や雨、曇りがちの日が続くと、光合成がうまくできなかったりして、トマトの成長が止まります。

この場合は実だけではなく、苗自体の成長も止まっているはずです。

トマトが成長するためにはある程度の気温と日光が必要になります。

トマトの実が大きくならない理由④塩をまいた

トマトを甘くする方法として塩や塩水をまくという方法があります。

塩をまくと、塩の効果により、トマトは水分が上手に吸い上げることができず、結果、実の水分が減り、甘みが増していくといわれています。

ただし、塩をまきすぎると、トマトは実が大きくなることができません。

トマトの実が大きくならない理由⑤肥料を与えすぎてしまった

チッソという茎や葉の成長に関わる肥料成分ばかりを与えてしまうと、過繁茂(かはんも)という現象になることがあります。

これは葉っぱや茎は元気だけれど、花のつきが悪くなったり実が大きくならないという状態になることをいいます。

トマトの実が大きくならない理由⑥病気

病気によって、トマトの花に異常が出たり、実が大きくならないことがあります。

この場合は葉っぱや茎にも異常が出るはずなので、茎や葉っぱに変なところがなければ大丈夫なことが多いです。

トマトの実が大きくならない理由⑦プランターが小さい

プランターが小さいと、根っこが思うように伸びないため、実が小さくなりやすいです。

トマト栽培に必要なプランターは深さ30センチ、直径や幅が30センチほどとかなり大きいものです。

トマトの実が大きくならない時の対処法

トマトの実が大きくならない時の対処法①肥料不足なら追肥

どの野菜にもまける有機肥料配合の化成肥料や果菜類専用と書かれた肥料をまきましょう。

一番、即効性があるのは液肥です。

有機肥料にこだわるのであれば、窒素、カリウム、リン酸のバランスが丁度良くなるように、複数の有機肥料ブレンドして使ってください。

有機肥料をまく場合は、肥料の吸収に時間がかかるため、効果が出るまでに時間が必要です。

トマトの実が大きくならない時の対処法②塩や肥料をまきすぎたり、天候不順なら待つ

土に入れすぎてしまった塩や肥料は抜くことができないので、待つしかありません。

トマトの畝に雑草を生やして、雑草にも肥料を吸収してもらうのもいいでしょう。

天候不順の時は木酢液やHB-101をまくことで、植物の肥料吸収を助ける効果があります。

ただし、これは即効性がある方法ではないので、やはり基本は待つことです。

トマトの実が大きくならない時の対処法③脇芽を掻いていないなら、脇芽掻きをする

大玉や中玉トマトの場合、全ての脇芽を取ります。

ミニトマトの場合は主枝から伸びる脇芽を2本残して、他は取りましょう。

おいしいトマトを収穫しよう

今はトマトの実が大きくならなくても、何かしらの対処法を行うことで、実が大きくなる可能性は充分にあります。

トマトを信じて、諦めずにお世話をしましょう。

トマトの記事は、【家庭菜園】トマト栽培の記事 - いつもお外はぽっかぽかにまとめています。ぜひチェックしてみてください。

初公開日2019年6月28日改稿日2023年7月19日