【家庭菜園】トマトの追肥はどれがいい?頻度は?量は?

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acworksさんによる写真ACからの写真

家庭菜園を始めた頃、私は野菜の追肥のタイミングについて困っていました。

私と同じように、追肥は何を、いつ、どれくらいまくのか迷っている方がいましたら、参考になればいいなと思い、トマトの追肥、頻度、量についてまとめました。

トマトの追肥に使う肥料

基本的に植え付けの時に使った肥料で大丈夫

植え付け前に土に入れた肥料があればそれを使ってください。

ない場合は、ホームセンターで売っている野菜用の有機肥料入り化成肥料をおすすめします。

どの野菜にも使えますし、粒状になっていて扱いやすく、保存しやすいです。

トマト専用肥料もありますが、トマト以外に使いづらいので色々な野菜に使えるものを用意してください。

頻繁に畑に行けるなら液肥もおすすめ

週に1度以上、畑に行くことができるなら、水まきの水に溶かして使える液肥もおすすめです。

ただ、液肥は週に1度追肥すると書かれているものが多いため、なかなか畑に行けないという場合は粒状のほうがいいと思います。

基本は肥料の表記に従って

まずは肥料袋の表示を確認しよう

追肥の量やタイミングについては各肥料によって多少の違いあります。

液肥の場合は1週間に1度水やりの水に溶かして、一緒にまくと書かれていることが多いと思います。

家庭菜園向けの粒状肥料も追肥の目安が掲載されているので、そちらに従ってください。

トマトの追肥のタイミング(普通化成肥料の場合)

最初の実がピンポン玉くらいの大きさになったら追肥の始まり

追肥は土の上に化成肥料をまき、軽く混ぜてから株元に少し土寄せします。

粒状や粉状のものであれば、普通化成肥料に限らず、このやり方で追肥をすることが可能です。

最初の追肥から1ヶ月に1度の頻度で行おう

通化成肥料の場合は1ヶ月に1度の頻度で行うので、カレンダーや手帳に追肥をした日について書いておくのがおすすめです。

トマトの追肥でまく肥料の量(普通化成肥料の場合)

1㎡当たり大さじ3が目安

通化成肥料の場合、1㎡当たり大さじ3が目安です。

料理用の計量スプーンがあると簡単に測れるので便利なので、用意することをおすすめします(100円ショップのもので十分です)。

株の大きさに対して、大さじ3は少なく感じるかもしれませんが、肥料は多すぎると、植物に良くない影響が出ることがあるため、大さじ3でも大丈夫。

株の大きさや状態によってはもっと少なくしますし、あげないことも選択肢です。

手作りボカシ肥料の場合

下記に紹介する2つの方法のどちらか1つを選んで、追肥することをおすすめします。

併用すると肥料分が多くなりすぎ、悪影響が出る可能性があるため、併用しないでください。

1週間に1度ごく少量を土と混ぜる

手作りボカシ肥料は米ぬかが主体のため、そのまままくとネズミがきてしまいます。

そのため、土の表面にまく場合は薄くまいて、土と軽く混ぜて食べづらくしましょう。

一度にまく肥料の量を少なくする分、回数を増やします。

2週間に1度株近くに穴を掘って埋める

株と株の間に深さ20センチほどの穴を掘り、一握りほどのボカシ肥料を入れ、土と混ぜてから埋めてください。

私は色々な場所に根っこを伸ばしてほしいため、追肥のたびに穴の場所を変えています。

追肥の注意点

追肥の注意点①まきすぎてはダメ!

前述はしましたが、肥料を多くまきすぎてはダメです。

一度に大量にまくと肥料成分が一度に溶け出すので、植物に効きすぎてしまいます。

大量の肥料成分を一度に吸収した野菜は味が悪くなったり、収穫量が減ってしまうのです。

世の中には多少、肥料を多めにまきすぎてしまう人もいるようですが、時には無肥料で育てた野菜よりも品質も収量も悪くなることもあるので適量をまきましょう。

追肥の注意点②粒や粉でまいたら、水やりもしよう

肥料は水分とともに植物に吸収されるので、土が乾燥していると肥料が吸収されません。

土に湿り気がない場合は、肥料が吸収されるように水を撒いてあげてください。

追肥の注意点③悪天候続きの場合は木酢液をまいてトマトをサポートしよう

悪天候の時、成長が悪いからとついつい追肥をしてしまいがちですが、弱らせてしまう原因になってしまうのでNGです。

曇りや雨の日が続くとトマトは光合成ができないため、吸収まではできても株の中で肥料をうまく利用することができません(人間でいうところの消化不良です)。

木酢液をまくと、トマトは肥料を少しではありますが、利用することができます。

肥料切れさせないようにしよう

肥料切れとは土の中に肥料がなくなってしまった状態のこと。

こうなると、成長が滞り、実の味も落ちてしまいます。

肥料が多いのもいけませんが、全くないのもいけません。

トマトをサポートするつもりで肥料をあげましょう。