【家庭菜園】トマトの花が落ちてしまう7つの理由と4つの対処法

このサイトではアフィリエイト広告を利用しています

f:id:aisakayo:20190709195846j:plain

画像・ブログ運営者

せっかく、家庭菜園でトマトを育てているのに、トマトの花が落ちてしまうとショックですよね。

私はかつて真夏に花が落ち、愕然としたことがあります。

収穫するために育てているのに、花が落ちてしまうなんて本当に困りものです。

今回はトマトの花が落ちてしまう理由と自分でできる対処法についてまとめました。

トマトの花が落ちてしまう理由

トマトの花が落ちてしまう理由①窒素成分が土に多い

窒素成分は葉っぱや茎といった部分の成長を促進させる肥料成分です。

トマトをはじめとした果菜類は窒素成分が多いと、「よし、葉っぱや茎を大きくしよう!」と判断し、花や実をつけることを疎かにします。

トマトの花が落ちてしまう理由②日光不足

トマトは野菜の中でも日光が大好きです。

日当たりの悪い場所では光合成ができず、花を落とすことがあります。

トマトの花が落ちてしまう理由③水分不足もしくは水分が多い

水分が不足していると咲いた花が落ち、水分が多いと花の蕾が落ちやすくなるそうです。

家庭菜園ではトマトを甘くするために水を与えずに育てろと言われることが多いので、水を与えていない人も多いと思います。

しかし、トマトもある程度の水は必要です。

水がないと、トマトは自分を守るために花を落としてしまいます。

トマトの花が落ちてしまう理由④土に肥料が少ない

トマトは肥料を吸収する力がものすごく強い野菜で、肥料を多めに欲しがります。

肥料があまりにも少ないと自分を守るために花を落としてしまうのです。

また、肥料はまいているけれど、肥料成分が偏っているものをまいていたということもあるので、確認してみてください。

トマトの花が落ちてしまう理由⑤プランターの土が少ない

プランターの土が少ないと根っこが伸ばせないなどの理由で花がつき辛くなります。

果菜類プランターは15リットルという大きなものが必要です。

トマトの花が落ちてしまう理由⑥寒い

寒すぎるとトマトは花を落としてしまいます。

シーズンの終わりや早く植え過ぎた場合に落としやすいです。

トマトの花が落ちてしまう理由⑦受粉できなかった

通常は虫や風が受粉してくれますが、寒すぎたり悪天候だったりして虫が活動できかったり、風がないとと受粉できません。

トマトの花が落ちてしまう時の対処法

トマトの花が落ちてしまう時の対処法①水をあげる

一般的にトマトに水は必要ないと言われますが、全くの0だと花は落ち、葉っぱが枯れるなどの状態になります。

トマトにとって必要な水分量は畑によって違いますが、雨が降らない場合は最低でも1週間に1度はまいてあげてください。

トマトの花が落ちてしまう時の対処法②肥料不足なら追肥

肥料をあげていない場合は果菜類専用の肥料か全ての野菜に使えると書かれている肥料を使いましょう。

肥料をあげているけれど、肥料不足の場合は肥料を見直してください。

特に、有機肥料しかまいていないという人は要注意。

有機肥料は肥料成分が偏っているものが多く、油カスはチッソしか入っていないので、油カスだけをやりすぎると花や実がつかなくなります。

トマトの花が落ちてしまう時の対処法③肥料過多は様子を見る

土から肥料を抜くことはできません。

そのため、できることは様子を見ることだけです。

見た目を気にしないのであれば、畝に草を生やして肥料を吸い取ってもらうのもいいと思います。

トマトの花が落ちてしまう時の対処法④受粉できていない場合は人工授粉

トマトトーンというものがあり、これを使えば人工授粉できます。

私は使ったことがないですが、気になる方は試してみるのもいいかもしれません。

また、花を指ではじくことでも花粉を飛ばすことができます。

個人的な意見ですが、通常、季節になればきちんと受粉することがほとんどなので、無理して人工授粉や受粉の手助けをする必要はないと思います。

対処できれば実がつきます

私はかつてトマトの花を落としてしまいましたが、その時の原因は水分不足だったので、水を撒くことで無事に解決することができました。

畑の日当たりなど対処し辛い問題を抱える方もいるとは思うのですが、対処できればきちんと実をつけることはできます。

最後まで諦めずに、トマトを育ててみましょう。