Luisella Planeta LeoniによるPixabayからの画像
トマトの苗は脇芽さえあれば増やすことができると聞いたことはありませんか?
まだ、畑にスペースはあるから、トマトを脇芽から増やしたいけれど、どうすればいいんだろうと困っている方もいるかもしれません。
今回は脇芽を使ってのトマトの苗の増やし方についてお伝えしたいと思います。
脇芽を使っての増やし方
脇芽を使っての増やし方①脇芽を折る
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画像の脇芽は苗にしようと思って、大きくしてから芽掻きをしました。
小さい脇芽を植えることはできますが、成長させないといけないので実がつくまで時間がかかります。
時間が経つと苗が萎れてしまうので、脇芽は折ってからすぐに植えるようにしてください。
土に植える時は元肥などは不要です。
脇芽を使っての増やし方②濡れた土に挿す
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芽掻きをした脇芽をたっぷりの水で濡らした土に挿すだけです。
根っこがないので、このあとはしんなりとしてくるので、水をあげたりと様子を見ながら、根っこが伸びるのを待ちましょう。
苗や葉っぱが元気になっていたら、根が伸びた証拠
肥料をあげたり、大きさに合わせて支柱をしよう
脇芽を植えた数日後に、水をあげなくても苗や葉っぱが元気になっていたら、根っこが伸びた証拠です。
肥料をあげたり、支柱をして本格的なお世話をしてあげましょう。
お店で買ってきたトマト苗と同じように、収穫することができます。
脇芽を使ってトマトを増やす時の注意点
脇芽を使ってトマトを増やす時の注意点① 植えた脇芽が枯れることがあります
うまく根っこを伸ばすことができなかった脇芽は枯れてしまいます。
枯れてしまった場合はどうすることもできないので、また新しい脇芽を植えましょう。
特に小さいと枯れやすいため、「枯れちゃってもいいか」くらいの軽い気持ちでやるのがいいです。
脇芽を使ってトマトを増やす時の注意点②脇芽で苗を増やせるのは7月上旬まで
脇芽で苗を増やすこと自体は夏の間中できますが、植える時期が遅ければ遅いほど、収穫が遅れることになります。
遅く植えたばかりに、実がつく頃にはトマトの時期が終わってしまう可能性がないとはいえません。
トマトは実が収穫できるまでは結構な時間がかかるので、脇芽で苗を増やせるのは実質7月上旬頃までと考えたほうがいいでしょう。
なお、通年でトマトを収穫できるような地域では、脇芽はいつ植えても構いません。
スペースが余っていたら、トマトの脇芽を植えてみよう!
トマトに脇芽掻きは欠かせません。
通常なら、捨ててしまう脇芽ですが、濡れた土に挿しておくだけで運が良ければ根っこがつきます。
スペースがあれば、植えてみてください。