【家庭菜園】トマトの脇芽取り(芽掻き)が必要な理由とやり方

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Capri23autoによるPixabayからの画像

おいしいトマトを育てるために欠かせないのが脇芽取り(脇芽掻き)です。

ただ、トマトを育て始めて間もなくだと、脇芽はどれなのか、どうやって取ればいいのか迷ってしまいますよね。

正直、脇芽取りは面倒くさいし、どうしても取らなければいけないのかと思っている方もいるかもしれません。

トマトの脇芽取りが必要な理由とやり方についてお伝えします。

トマトに脇芽取りが必要な理由

トマトに脇芽取りが必要な理由①おいしいトマトを収穫するため

脇芽は伸びるとトマトの苗全体が大きくなり、たくさんの実がつきますが、トマトの根っこは吸収できる肥料の量に限界があります。

全ての実に栄養をあげようとすると、全ての実や茎に栄養が少しずつしか行き渡らないため、味が薄くなったり、実が小さくなってしまうのです。

おいしいトマトを収穫するために、残す芽や伸ばす枝を選ぶ必要があります。

トマトに脇芽取りが必要な理由②管理しやすくするため

脇芽を伸ばしっぱなしにすると、苗が伸び放題になるため、管理が面倒くさくなります。

味はぼやけるし、管理は面倒くさくなるしということで脇芽は取りましょう。 

脇芽はどれ?

茎と葉の付け根に生える芽

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画像・ブログ運営者

上の画像の赤く囲っているのが脇芽で、脇芽は葉の付け根から生えてきます。

葉の付け根から生えている芽は全て脇芽なので、大玉と中玉トマトの場合は全て取り除いてください。

ミニトマトの場合、2本だけ脇芽を残して伸ばしていきます。

脇芽取りのやり方

脇芽取りのやり方①脇芽掻きの前日と当日が晴れていて、午前中の間に行います

晴れた日の午前中で、雨が降らないと予報されている日に行います。

脇芽を取った跡はトマトにしてみれば傷口でもあるので、早く乾かすことで病原菌の侵入を防ぐためです。

前日に雨が降って畑の中に水分が多い場合、畑の中は病原菌が活発に動き回っているので、脇芽取りはしません。

脇芽取りのやり方②指で摘まむかきれいなハサミで切ります。

傷口に触れないように、脇芽を掻くために指で摘まむように取ることをおすすめします。

脇芽が大きい場合はハサミを使いますが、その場合、ハサミをきれいに洗ってください。

普段、家庭菜園で使っているハサミには植物の病原菌が付着している恐れがあるためです。

トマトは病気になりやすいので、傷口には何も触れないことが大切です。

 しっかりと脇芽を取っておいしいトマトを収穫しよう

脇芽取りは畑に行ったついでに行える作業です。

放っておいても大きく硬くなって取りづらくなるので、見つけたら早めに取りましょう。