【家庭菜園】トマトについたアブラムシを農薬を使わないで駆除する方法

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manmaru2さんによる写真ACからの写真

トマトの世話をしていたら、小さな虫、いわゆるアブラムシがびっちりといて驚いてはいませんか?

どうやって退治したらいいのか、どう予防したらいいのかわからないからと放置してしまうと、被害は広がるばかりです。

ただ、農薬は扱いが難しそうだから、できるだけ使いたくありませんよね。

農薬を使わなくても退治できるので、退治の仕方と予防方法についてお伝えします。

アブラムシってどんな虫?

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dronepc55さんによる写真ACからの写真

葉っぱや茎のエキスを吸う小さな虫

アブラムシと一括りにされますが、実際には様々な種類がいます。

葉っぱや茎のエキスを吸い、増殖し、葉っぱを覆いつくすことも多いです。

お尻から甘いエキスを出すらしく、アリがそのエキスを吸います。

アブラムシやアリが病原菌を運ぶ助けをするので、これが原因となりトマトが様々な病気になることもあります。

トマトにアブラムシがつきやすくなるタイミングは?

窒素成分が多いとアブラムシがつきやすくなる

肥料過多は様々な病気の原因になると言われていますが、アブラムシはその典型です。

特に、元肥に効き目が早い化成肥料を使うと、さほど肥料を必要としない生育初期に化成肥料が多く効きだしてしまい、肥料過多の状態になることがあります。

なお、有機肥料であっても量などによっては肥料過多状態になり、同じようにアブラムシがつきやすくなるので、有機肥料だから安心というわけではありません。

天候の影響により、肥料が土へ溶け出す量は違うので、肥料をまきすぎていなくてもトマトが肥料を吸い過ぎてしまうこともあるのです。

トマトの株が弱っている

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cuilei2016によるPixabayからの画像

トマトの株が弱っていると、アブラムシに限らず、様々な病害虫の被害にあいやすくなります。

天候不順などで弱ることがあるので、天候の影響を受けやすい露地栽培ではある程度のなんらかの病害虫の被害は仕方ありません。

アブラムシの退治方法

アブラムシの退治法①セロハンテープを割りばしに張る

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画像・ブログ運営者

セロハンテープの粘着部分が外側に来るように割りばしに張り、粘着部分にアブラムシをくっつけて退治します。

ただ、アブラムシの数が多いとこの方法では退治が追いつきません。

アブラムシの退治法②牛乳と水を割ったものを霧吹きでかける

牛乳1に水3ほどの割合で薄め、霧吹きに入れたものをアブラムシにかけます。

水で薄められた牛乳をかけられたアブラムシは全身を膜で覆われ呼吸ができなくなり、窒息してしまいます。

アブラムシの退治法③霧吹きの水圧を強くするなどして水で飛ばす

アブラムシは数メートル株から離れると戻ってこれないと言われています。

霧吹きのスプレーが噴き出す部分を緩めると水の勢いが強くなるので、それでアブラムシを遠くのほうへ飛ばしてしまうのです。

アブラムシの予防法

株元にアルミホイルのような反射するものを置く

アブラムシは反射するものを嫌う習性がありため、アルミホイルで光を反射させることで寄生しづらくなります。

アブラムシが出たら退治しよう

気温が高い夏になると、アブラムシの天敵となる昆虫たちがアブラムシを食べるようになりますし、株も丈夫になるので、被害はさほど気にならなくなります。

それまでの辛抱です。

ただし、天敵となる虫は雑草を棲み処とするので、畑の中に雑草が必要です。

畑には雑草を生やしたくないという人は退治してください。