刺激的な香りで大ブームとなったパクチーを育てたいと思ってはいませんか?
実はパクチーは発芽率がちょっと低いハーブでもあります。
今回はパクチーの発芽率を上げるコツについてお伝えします。なお、この記事ではパクチーという名称を用いていますが、コリアンダー、コエンドロ、香菜(シャンツァイ、シャンサイ)はすべて同じ種類なので、全ての種に同様の方法を行えます。
パクチーの発芽率を上げるコツ
パクチーの種は固い殻で守られていて、吸水までに時間がかかります。そのため、最初に種を軽く潰します。潰すのが不安という場合はこの手順を省略してかまいません。
その後、水に数時間から一晩つけます。こうすることで、発芽抑制物質が洗い流されながら、発芽のスイッチが入ります。
種を潰さなかった方は水の吸収に時間がかかるので、一晩しっかりつけてください。
漬け終わったら植えやすいようにキッチンペーパーで水気を拭きとってから植えます。
パクチーの植え方は?
バラまきやスジまきなど基本的にどんな植え方でもいいのですが、筆者は収穫しやすいように5条植えの黒マルチ(5列の穴が開いていて玉ねぎ用などで植えられている)を使用します。
1つの穴に3粒ずつまいて植えます。
発芽までの管理
乾燥させないようにすることが大切です。ただ、水をまきすぎても腐ってしまうので注意が必要です。大切なのは乾燥させないことであって、水を大量にまくことではありません。
水をまいた数時間後に土の表面が乾いたので、また水をまくということはしないで大丈夫。土の表面が乾いていても中に水分がたっぷりとあることが多いからです。
発芽後の管理
春夏植えはすぐに花が咲いてしまうので、小さいうちから間引きながら楽しみましょう。小さくてもしっかりと香りがするので、料理のトッピングに使うことができます。
パクチーの発芽率を少しでも上げよう!
パクチーの発芽率は高くありません。発芽しなかったらその分の種袋代が無駄になってしまいます。その上、いつまでも発芽しない畝を見続けるのは辛いものですし、発芽を見るのも家庭菜園の楽しみではないでしょうか。
少し手間をかけることで発芽率を上げましょう。
以下の記事もおすすめです。