インカのめざめの味や特徴を実際に食べて紹介!育てる時の注意点とコツも

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インカのめざめを植えてみたいけれど、味や食感が気になってはいませんか。

気に入らない味や食感のものを収穫してしまっても食べるのがつらいだけですよね。

インカのめざめの味や食感、育て方のコツについてお伝えします。

インカのめざめの特徴 

南米アンデスのじゃがいもとアメリカ産のじゃがいもの交配種

インカのめざめは北海道で誕生した品種です。

平成6年にはすでにありましたが、収量が少なかったり貯蔵性の低さなどがネックとなり、栽培量が少ないです。

それでも現在、北海道では100ヘクタール以上の栽培面積がありますが、じゃがいもの中では多くありません。

スーパーで見かけることが少ないので、見かけたら試しに買ってみるのもいいかもしれません。

小ぶりで黄色いじゃがいも

インカのめざめは栗やさつまいもを連想させる甘みのある味が特徴。

それ以外にも小ぶりで果肉が黄色いのも特徴の1つです。

黄色の正体はゼアキサンチンという抗酸化物質で、黄色いパプリカにも含まれています。

料理別インカのめざめの味や食感

じゃがバタ

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ほくほくの食感で栗を思わせる味がします。

じゃがいもではありますが、栗っぽい風味があるため、好みがわかれそう。

じゃがいもらしい風味を求める人には向かないと思います。

肉じゃが

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煮崩れせず、ホクホク食感を楽しめます。

ポテサラ

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インカのめざめ特有の黄色が残っています。

食感はホクホクで、味はマヨネーズの力か栗のような風味はなくなり、普通のじゃがいもという感じになりました。

フライドポテト

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黄色い色がとてもきれいです。

食感はホクホク。

育てる時の注意点やコツ

男爵いもよりも早く収穫できる極早生種

インカのめざめは男爵いもよりも早く収穫できるのですが、収量も少なく、イモのサイズも小さいです。

大きなサイズにまで成長すると、イモの内部に変形や変色の可能性があります。

大きなイモが収穫したいという方には向かない品種ですが、小さないもが欲しいという方にはおすすめの品種です。

ウイルス病にかかりやすい

インカのめざめはウイルス病への耐性を持っていません。また、ジャガイモシストセンチュウの耐性もなく疫病にも弱いです。

ただし、極早生種なのでセンチュウ以外なら病気がはびこる前に収穫できるのでさほど気にしなくても大丈夫でしょう。

しかし、青枯病や粉状そうか病に対して強いという特徴があります。

インカのめざめはこんな方におすすめ

小さなイモが欲しい方、貯蔵性が低いため、収穫したらすぐに食べきってしまえる方におすすめです。