家庭菜園をやっていると気になるのが日焼けですよね。
屋外で作業をするため、紫外線を避けることはできませんが、影響を出来るだけ抑えることはできます。
太陽に長時間さらされやすい家庭菜園での日焼け対策とはいえ、どれもが日常生活で取り入れやすい対策ばかりです。
紫外線対策をしっかりして、できるだけ紫外線からお肌を守りましょう。
- 日焼け対策が必要な理由
- 日焼け止めが一番重要な対策
- 日焼け止め以外の基本の対策
- 紫外線対策におすすめの食べ物
- 家庭菜園に行く時に食べないほうがいい物
- 火を使わずに作れる日焼け対策におすすめのレシピ
- しっかり日焼け対策をしよう!
日焼け対策が必要な理由
日焼けは肌の色が変わるだけじゃない!
紫外線を長時間浴びることは体にダメージとなり、疲労の原因にもなります。
家庭菜園をする以上、紫外線を避けることはできませんが、体に浴びる量を抑えることでダメージを軽減することは可能です。
また、日焼けはシミそばかす以外にも肌の老化を促進させるため、歳より老けて見られないためにも紫外線対策は大切です。
日焼け止めが一番重要な対策
地面からの照り返しでも日焼けする
紫外線は空から降ってくるもの以外にも地面からの照り返しもあります。
下を見て作業をすることも多い家庭菜園では天と地から紫外線を浴びている状態です。
真夏にマスクをして作業をすれば、倒れてしまう可能性もあるため、地面からの照り返しの日焼けを防ぐためには日焼け止めが最重要の対策になります。
家庭菜園での日焼け止めの選び方
屋外での活動になるので、水や摩擦に強いウォータープルーフタイプかつSPF50+・PA++++の最高のものを選ぶのがおすすめです。
SPFは肌の赤みや炎症を防ぎ、肌が黒くなる原因である紫外線B波を防ぐ効果の持続時間のことで、PAは肌の弾力を失わせる紫外線A派の防止効果のこと。
SPF50+で約16時間、PA++++で紫外線A派の防止能力が極めて高いことを示します。
日焼け止めはこまめに塗り直すことが大切
SPF50で約16時間効果があるとはいえ、実際は肌をこすったり、汗をかいたりして日焼け止めが落ちていきます。
時間が経てば顔の日焼け止めは落ちているところもあれば、残っている部分もあるというまだら状態です。
効果を持続させるには休憩のたびに塗り直すことが大切(理想は2時間おき)。
私は洗顔ソープでも落ちやすいアネッサを愛用しています。
日焼け止め以外の基本の対策
基本の対策①園芸用帽子
帽子のツバが広く、首元をしっかりと覆うもので、できればUVカット加工されているものがいいです。
ただ、ホームセンターで売っている園芸用(農業用)帽子は安いですが、UVカットのあるものが少ないという印象です。
ネット通販では口元を覆うマスク付きの商品が多いですが、マスクは取り外し可能の商品も多く、真夏の作業時には外せるため安心です。
基本の対策②長袖・長ズボン
虫の多い畑にTシャツや半ズボンで行く人は少ないと思いますが、基本は長袖と長ズボンです。
Tシャツにパーカーを着て畑に行くという方は、UVカットのパーカーを利用することもおすすめ。
基本の対策③UVカットサングラス
目に紫外線が入っても肌へのダメージに繋がってしまう上、白内障の原因にもなってしまいます。
下を見ながら作業をすることも多い家庭菜園では、地面から反射した紫外線が目に入るため、UVカットのサングラスはぜひ用意しましょう。
基本の対策④朝と夕方に畑に行く
紫外線はお昼の時間帯が一番強く、二番目にお昼の前後に強くなります。
そのため、朝早くや夕方に作業をするようにすれば紫外線の影響を抑えることが可能です。
紫外線対策におすすめの食べ物
家庭菜園に行く前に抗酸化作用が豊富なものを食べて
外に出る前は抗酸化作用がある食べ物がおすすめです。
ポリフェノールやビタミンC、ビタミンE、ベータカロテンといった成分になります。
これらは紫外線を浴びたことにより体内で発生した活性酸素を除去したり、シミの原因となるメラニンを除去してくれるのです。
具体的な抗酸化成分の多い食べ物
トマト、カボチャ、人参、アボカドといった色の濃い野菜と果物です。
野菜も果物も皮の部分に多くのポリフェノールが含んでいるので、皮ごと食べるようにしましょう。
ビタミンCが豊富なゴーヤも強い抗酸化成分を持っています。
家庭菜園に行く時に食べないほうがいい物
コーヒーや緑茶といったカフェイン系はNG
コーヒーや緑茶はポリフェノールが豊富ですが、これらに含まれるカフェインには発汗作用や利尿効果があります。
熱中症になりやすくなる可能性があるので、コーヒーや緑茶以外にもエナジードリンクのようなカフェイン系の飲み物はNGです。
レモンはシミになりやすくなるのでNG
シミ予防のためにビタミンCはとても有用ですが、レモンはシミができやすくなる成分を含んでいます。
レモンはできるだけ夜に食べるのがおすすめです。
火を使わずに作れる日焼け対策におすすめのレシピ
日焼け対策におすすめのレシピ①トマトのピクルス
トマトをミツカン簡単酢につけておきます。
もしくは酢、塩、砂糖を混ぜたもので漬けてください。
甘いのがお好きな場合は、トマトに砂糖、ワインビネガーや米酢といったお酢をかけるとデザートとして食べることができます。
日焼け対策におすすめのレシピ②納豆めかぶ丼
大豆にもポリフェノールが含まれていて、大豆の塊である納豆にも入っています。
市販の納豆を付属のたれで和え、めかぶや茹で卵と一緒にご飯の上に乗せて完成です。
コンビニで材料を調達することができる上に、包丁も使わないので手軽に作れます。
めかぶはオクラや長いもに変えてもおいしいですし、全部一緒にトッピングしてもおいしいので、お好みのネバネバ食品をトッピングしてください。
日焼け対策におすすめのレシピ③フルーツヨーグルト
Andrey CojocaruによるPixabayからの画像
キウイやリンゴといったお好みのフルーツをカットし、アーモンドなどのお好みのナッツとヨーグルトを混ぜ合わせます。
キウイは皮を剥きますが、リンゴをはじめとした果物は皮にポリフェノールが含まれているため、丸ごと食べられるものは皮ごと食べましょう。
日焼け対策におすすめのレシピ④ゴーヤのツナサラダ
種を取り、塩もみしたゴーヤを洗い、薄く切ってから、ツナとマヨネーズで和えます。
苦いゴーヤもマヨネーズの油でコーティングすることで幾分食べやすくなります。
ゴーヤがどうしても食べづらいという方は人参など他の野菜にしてもおいしいです。
日焼け対策におすすめのレシピ⑤水出し緑茶
apple dengによるPixabayからの画像
基本的に緑茶は畑に行く前に飲むのはNGですが、水出しで作るとカフェインがお茶に溶け出しづらくなります。
急須に緑茶の葉っぱと氷水を入れ、数分間待つだけ。
畑での水分補給にはノンカフェイン飲料やミネラルが入った飲み物のほうがおすすめですが、自宅で飲む分には水出し緑茶もおいしいのでおすすめです。
しっかり日焼け対策をしよう!
日焼け対策は美容のため以外にも無駄に疲労しないためにも大切です。
家庭菜園の日焼け対策と言っても、手間のかかる特別なお手入れも高価な日焼け止めを用意する必要もありません。
日常生活で上手に取り入れて習慣にすることが大切なので、毎日、行えそうなものから無理なく行っていきましょう。