家庭菜園のトマトの皮が固い2つの理由と皮を固くしない育て方

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CouleurによるPixabayからの画像

トマトはビギナーからベテランまで育てている家庭菜園の定番野菜です。

柔らかいおいしいトマトが食べられると思い植えたのに、食べてみたら、とても硬くてがっかりしたということはありませんか?

トマトの皮が硬いと食べづらいですし、おいしさも少し下がったような気がするのは私だけでしょうか。

今回は家庭菜園で収穫したトマトの皮が硬い主な理由2つと対処方法についてお伝えします。

トマトの皮が硬い理由

理由①日光に当たりすぎ

葉物野菜などもそうですが、トマトも含めて多くの野菜は直射日光に長い時間当たると皮が硬くなります。

皮が柔らかくて甘みが強いトマトは、ハウスで栽培され春に収穫されたものが多く、最近では春がトマトの第二の旬と言われています。

そのため、夏の暑さと強い日差しに長時間さらされることになる真夏の家庭菜園では、柔らかい皮のトマトの収穫は難しいかも。

理由②水を与えていない

甘いトマトを収穫するためには水を与えてはいけないと言われていますが、水を与えないと皮が硬くなります。

水を与えないと甘い実にはなりますが、実が大きくなり辛いや雨が降った時など果肉の肥大に皮が追いつけず割れてしまいやすくなるという欠点もあるのです。

トマトの皮を硬くしない育て方

 対処法①水を与える

水を与えると皮が柔らかくなりますし、実も水を与えない時よりも大きくなります。

また、急な大雨が降った時の実割れを防げることもあるので、最低でも週に1回や2回ほど与えるといいでしょう。

私は過去に水を与えすぎないでいたら、トマトが枯れだしたことがあったので、どんなに忙しい時でも週に1回か2回少しだけ与えています。

対処法③皮が柔らかいとされる品種を植える

大玉トマトは実がついてから収穫するまで時間がかかるため、どうしても皮が硬くなりやすいです。

調べましたが、大玉トマトで皮が柔らかいと謳っている家庭菜園向けの品種は見つけられませんでした。

ミニトマトでは「うす皮ミニトマト ピンキー」や「プチぷよ」などいくつか皮が柔らかい品種があります。

柔らかい皮のミニトマトが収穫できますが、気候などによってはやはり皮が固くなってしまうので、それは仕方がありません。

トマトの固い皮を柔らかくする方法はない

残念ながら、すでに硬くなってしまった皮を柔らかくする方法はありません。

皮がどうしても気になるのなら、生食ではなくて湯剥きで皮を取り除いてから料理に使いましょう。

家庭菜園では皮は硬くても味は濃いというトマトが多いので、生食に向かなくてもおいしいトマト料理が作れますよ。 

 皮が固くてもおいしく食べよう

柔らかいトマトはハウス栽培されたものが多く、屋外で育てることが多い家庭菜園では味の濃さと皮の柔らかさを両立させるのはとても難しいです。

ただ、皮は硬いですが、味が濃い完熟トマトを収穫できるのは家庭菜園だけ。

味が濃い完熟トマトは真夏だけ食べることができる格別なもの。

皮が硬いトマトも湯剥きしすると、おいしく食べることができますよ。

他のトマトの記事は以下にまとめているので、気になる記事があれば読んでみてください。

【家庭菜園】トマト栽培の記事 - いつもお外はぽっかぽか

pokkapoka.hatenadiary.jp

初公開日2019年06月22日 改稿日2023年6月1日